園内にもアマリリス登場
栽培温室で養成しているアマリリスが咲いたので、分園1号温室入り口に飾った。アジサイと交互に並べて飾ってあるが、花が大きくて頭でっかちなので、強い風が吹かないようにと願っている。古いオランダの品種で、レッド・ライオン(Hippeastrum hybrid 'Red Lion')、ミネルバ(Minerba)、アップル・ブロッサム(Apple Blossom)などの品種があったと思う。私が以前持参した原種のビッタータム(H.vittatum)も丈夫なので、一緒に並んでいる。


温室の中ではミニアマリリスのエイセア・ブルーメナビア(Eithea blumenavia)が賑やかに咲いている。ゼフィランサス程度の大きさだが、どうみてもアマリリスだ。ヒガンバナ科でブラジル原産。その前では小型のクリナム、オーストラリア原産の、クリナム・ベノーサム(Crinum venosum)が次々と咲いている。これもヒガンバナ科だ。さらにブラジル原産のイワタバコ科、爬虫類模様の花、ネマタンサス・ウイーレリー(Nematanthus wieleri)も良く咲いている。




エアプランツではメキシコ原産のイオナンタ(Tillandsia ionantha)とエクアドル原産で花序が紫色のティランジア・ストラミネア・ディープ・パープル(T.satraminea 'Deep Purple')が綺麗だ。


また球根ベゴニアのフォーチュン(Begonia tuber-hybrida 'Fortune')が、5号鉢に鉢上げしたら、ようやく見られる鉢物に仕上がった、10月1日播種だから実生7ヶ月半と、とんでもない時間がかかってしまった。

エアプランツではメキシコ原産のイオナンタ(Tillandsia ionantha)とエクアドル原産で花序が紫色のティランジア・ストラミネア・ディープ・パープル(T.satraminea 'Deep Purple')が綺麗だ。
この記事へのコメント
とても渋いカラーのストラミネア・ディープ・パープルは私はここ以外で開花見れる事ないのでとても楽しみです。素晴らしい花色です。
ストラミネア・ディープ・パープルは滝沢さんご自慢の植物で、ブロメリア協会会報表紙にもなっています。