園内にもアマリリス登場

栽培温室で養成しているアマリリスが咲いたので、分園1号温室入り口に飾った。アジサイと交互に並べて飾ってあるが、花が大きくて頭でっかちなので、強い風が吹かないようにと願っている。古いオランダの品種で、レッド・ライオン(Hippeastrum hybrid 'Red Lion')、ミネルバ(Minerba)、アップル・ブロッサム(Apple Blossom)などの品種があったと思う。私が以前持参した原種のビッタータム(H.vittatum)も丈夫なので、一緒に並んでいる。DSCN9766.JPGDSCN9767.JPGDSCN9770.JPGDSCN9764.JPG温室の中ではミニアマリリスのエイセア・ブルーメナビア(Eithea blumenavia)が賑やかに咲いている。ゼフィランサス程度の大きさだが、どうみてもアマリリスだ。ヒガンバナ科でブラジル原産。その前では小型のクリナム、オーストラリア原産の、クリナム・ベノーサム(Crinum venosum)が次々と咲いている。これもヒガンバナ科だ。さらにブラジル原産のイワタバコ科、爬虫類模様の花、ネマタンサス・ウイーレリー(Nematanthus wieleri)も良く咲いている。DSCN9774.JPGDSCN9771.JPGDSCN9776.JPGDSCN9780.JPGDSCN9777.JPG
エアプランツではメキシコ原産のイオナンタ(Tillandsia ionantha)とエクアドル原産で花序が紫色のティランジア・ストラミネア・ディープ・パープル(T.satraminea 'Deep Purple')が綺麗だ。DSCN9784.JPGDSCN9782.JPGDSCN9787.JPGDSCN9786.JPGまた球根ベゴニアのフォーチュン(Begonia tuber-hybrida 'Fortune')が、5号鉢に鉢上げしたら、ようやく見られる鉢物に仕上がった、10月1日播種だから実生7ヶ月半と、とんでもない時間がかかってしまった。DSCN9792.JPGDSCN9790.JPG

この記事へのコメント

K・かずお
2025年05月15日 14:30
イオナンタもモコモコクランプになると次々と咲いて飽きさせませんね。
とても渋いカラーのストラミネア・ディープ・パープルは私はここ以外で開花見れる事ないのでとても楽しみです。素晴らしい花色です。
学芸員
2025年05月16日 17:58
K.かずおさん、

ストラミネア・ディープ・パープルは滝沢さんご自慢の植物で、ブロメリア協会会報表紙にもなっています。