赤花兜など

10日の休みは高校時代の同窓会で東京に行くつもりだったが、数日前からの咳が明け方からひどくなり、同窓会はキャンセルして病院に行ってきた。私は風邪で休んだことなど一度もなく、熱ぽくても1晩で治るのが常なのだが、今回は3日、4日と長引いて、休んではいないが、自分の体力、免疫力に自信がなくなってきた。で、病院に行ったら、喉を覗いて、次は背中に聴診器を当てて、はい、大丈夫、風邪ですねで、1分で終了。咳止めと念の為の抗生物質をもらって帰ってきた。だから、この日は温室の写真が撮れた。綺麗だったのは赤花の兜(Astrophytum asterias 'Red flower form')で、以前もらった種の実生は直径10cmにもなって、老化がひどいのだが、この日は2輪が綺麗に咲いていた。ワインカラーで本当に素敵な色だが、散々交配してもこの系統はタネが採れないのだ。別系統の赤花兜も咲いており、これはやや赤ぽいだけだ。また花園兜(A.asterias 'Hanazono Kabuto')と大鳳玉(A.capricorne)も咲いていた。DSCN9706.JPGDSCN9690.JPGDSCN9699.JPGDSCN9709.JPGDSCN9717.JPGDSCN9715.JPG刺物では緑の花の竜眼(Ferocactus viridescens)に加えて、黄彩玉(F.schwarzii)、長刺黄彩玉(F.schwarzii hybrid)が咲いていた。エスコバリア・ヘステリー(Escobaria hesterii)の群生株も綺麗に咲いていた。珍しいところではオルテゴカクタス(Ortegocactus macdougallii)も1輪咲いていた。DSCN9697.JPGDSCN9694.JPGDSCN9735.JPGDSCN9731.JPGDSCN9732.JPGDSCN9705.JPGDSCN9702.JPGDSCN9700.JPG南米物ではレブチアM N164(Rebutia sp.'MN164')が豪華に咲いていた。原産地は不明だが、多分アルゼンチン辺りだろう。白毛の綺麗な吹雪柱(Cleistocactus strausii)も前々から咲いていたが、紹介を忘れていた。赤紫の筒状花が綺麗だ。ボリビア原産。最後はオプンチア・イナモエナの小型タイプ、サブキリンドリカ(Opuntia inamoena ssp.subcylindrica)だ。小さくて、本当に可愛らしいが、刺の痛いのが欠点。でなければ皆さんに差し上げるのだが。ブラジル原産。DSCN9712.JPGDSCN9711.JPGDSCN9737.JPGDSCN9719.JPGDSCN9720.JPG

この記事へのコメント

K・かずお
2025年05月13日 19:49
学芸員さんには流行り病も寄り付かないようです。
流石、メキシカン放浪児。 風邪も尻尾をまきますね。
多分、疲れが溜まっていたのでしょう!
無理はなされない様に。
斯く言う私もインフルって罹った事無いですし、風邪ももう、30年は引いてないようです。
ワインカラーの兜 素敵です。
赤紫の筒状花吹雪柱が可愛いです👍
学芸員
2025年05月14日 08:05
K.かずおさん、
この2日間、ヤシの剪定に追われ不調もあり大義だったのですが、今朝はもう大丈夫です。この1週間長かったですね。