ドリアンテスの剪定など

先日の休み、イノシシに掘られた穴を埋め戻しながら草取りを行い、最後にドリアンテス(Doryanthes palmeri)の葉の剪定をした。簡単に草取りと言うが、掘り起こされたカタバミの地上部と落ち葉など、それに草取りだから、20リットルくらいの漬物桶で20杯位は片付けた。とんでもない量だ。それでも、頑張った甲斐があって、見違えるように綺麗に成った。最後は懸案だったドリアンテスの手入れ、要するに古い葉切りだが、都合100枚くらいあった。ここには元々2株植えてあったのだが、開花すると子株を2つ残すので、当初は4株だったが、開花を繰り返す度に子株が増えて、今は6株に成っている。狭い所なので押し合いへし合いに成っていて、最後の開花株は1つしか子を残さなかった。ドリアンテスは普通、開花後4〜5株子供を出すので、それが小さいうちに、タケノコを折るように、折り取ってしまうのだ。今回は1m弱の手頃な大きさの子株が2つ取れたので、根はまるっきしないのだが、試しに温室の下の所に挿し木してみた。ディオーンの下である。根が出れば、プレゼント用に好都合だ。ドリアンテス科でオーストラリア原産。DSCN8352.JPGDSCN8354.JPGDSCN8357.JPG次はベランダの花で、クリーム色花のグラジオラス・トリスティス(Gladiolus tristis)が満開、鮮やかな黄色のスパラキシス・グランディフローラ変種アクティロバ(Spalaxis grandiflora var.acutiloba)も満開、スパラキシス・トリカラー(S.tricolor)もカラフルに咲いている。DSCN8457.JPGDSCN8434.JPGDSCN8436.JPGDSCN8447.JPGDSCN8439.JPGDSCN8440.JPG温室の外で咲いている黄花のモラエア・パリダ(Moraea pallida)とオレンジ花のブレイニアナ(M.breyniana)、ベランダでは根元をネズミに荒らされている朱色のネオパボニア(M.neopavonia)と白青のビローサ(M.villosa)。最後はオクロリューカ(M.ochroleuca)の鉢で全滅だ。以上、全てアヤメ科で南アフリカ原産だ。DSCN8430.JPGDSCN8444.JPGDSCN8452.JPGDSCN8454.JPGDSCN8449.JPG最後はベランダで冬を越し、3年目のペチュニア、ブルー・ムーン(Petunia hybrid 'Blue Moon')だ。さし芽をしようと思っていたら、みんな花芽に成ってしまった。ナス科で南米原産。DSCN8359.JPG

この記事へのコメント

うしさん
2025年04月15日 22:31
イノシンにめちゃくちゃにされた後片づけ、お疲れさまでした!
もう来ないでくれるといいのですが…
いつも食べられちゃうから、そこで咲くはずだったお花がいつまで経っても幻のお花のままですね( ´△`)
学芸員
2025年04月16日 08:44
うしさん、

イノシシはカタバミの根を食べに来ると思っていましたが、掘ってみてもそれらしい肥大根は出て来ず、大豆粒位の小さな球根しか出てきません。これを大穴掘って見つけられるとも思えないのですが、そんな器用に食べているんでしょうか。不思議です。