ラグランジア登場
2年前、栽培温室の担当者に、ラグランジア・ブライダル・シャワー(Hydrangfea hybrid 'Laxrangea Bridal Shower')の苗を1本渡したら、数日前、ご覧のように殖えて戻って来た。小鉢でも大鉢でも綺麗なものだ。アジサイ科で日本の品種だ。

球根ベゴニアの横では大輪の原種アマリリス、ヒッペアストラム・コレイエンセ(Hippeastrum correiense)が咲いた。その横では緋色のミニアマリリス、ヒッペアストラム・ストリアータムのミニチュアフォーム(H.striatum 'Miniature form')が咲き、橋本先生から来たペティオラータム(H.petiolatum)も咲き始めた。橋本先生の系統は咲き始め渋いオレンジ色で目立たないが、数日で濃い朱色に変色する。ヒガンバナ科でどれもブラジル原産だ。

イワタバコ科の植物では、これもブラジル原産の、緋色の花のシンニンギア・カージナリス(Sinningia cardinalis)とこれも緋赤花のマクロポダ(S.macropoda)が咲いている。メキシコ原産の藤色の花、スミシアンサ・ラウーイ(Smithiantha laui)も満開だ。




その横では南アフリカ原産、キジカクシ科の球根植物、ベルセミア・ブラクテアータ(Veltheimia bracteata)とクリーム花のレモンフレーム(V.'Lemon Flame')が咲いている。
その近くでは、台湾原産、ベンケイソウ科の多肉植物、カランコエ・ガランビエンシス(Kalanchoe garambiensis)が満開だ。植物体は地味で小さいが、花は明度の高い黄色で、とても良く目立つ。

この記事へのコメント
ブラジルは広いですよ。サボテン、ブロメリア、イワタバコに加え、ノウゼンカズラ科など、花木も数えきれない程あります。オオオニバスやスイレンもありますしね。