ラグランジア登場

2年前、栽培温室の担当者に、ラグランジア・ブライダル・シャワー(Hydrangfea hybrid 'Laxrangea Bridal Shower')の苗を1本渡したら、数日前、ご覧のように殖えて戻って来た。小鉢でも大鉢でも綺麗なものだ。アジサイ科で日本の品種だ。DSCN7570.JPGDSCN7568.JPGDSCN7566.JPG球根ベゴニアの横では大輪の原種アマリリス、ヒッペアストラム・コレイエンセ(Hippeastrum correiense)が咲いた。その横では緋色のミニアマリリス、ヒッペアストラム・ストリアータムのミニチュアフォーム(H.striatum 'Miniature form')が咲き、橋本先生から来たペティオラータム(H.petiolatum)も咲き始めた。橋本先生の系統は咲き始め渋いオレンジ色で目立たないが、数日で濃い朱色に変色する。ヒガンバナ科でどれもブラジル原産だ。DSCN7578.JPGDSCN7579.JPGDSCN7582.JPGイワタバコ科の植物では、これもブラジル原産の、緋色の花のシンニンギア・カージナリス(Sinningia cardinalis)とこれも緋赤花のマクロポダ(S.macropoda)が咲いている。メキシコ原産の藤色の花、スミシアンサ・ラウーイ(Smithiantha laui)も満開だ。DSCN7574.JPGDSCN7572.JPGDSCN7592.JPGDSCN7575.JPGDSCN7596.JPGDSCN7594.JPGその横では南アフリカ原産、キジカクシ科の球根植物、ベルセミア・ブラクテアータ(Veltheimia bracteata)とクリーム花のレモンフレーム(V.'Lemon Flame')が咲いている。DSCN7587.JPGDSCN7589.JPGその近くでは、台湾原産、ベンケイソウ科の多肉植物、カランコエ・ガランビエンシス(Kalanchoe garambiensis)が満開だ。植物体は地味で小さいが、花は明度の高い黄色で、とても良く目立つ。DSCN7376.JPGDSCN7583.JPG

この記事へのコメント

K・かずお
2025年03月31日 19:47
ブラジルと言うとブロメリア属にしろカクタス属にしろどうしてもビザールと言うイメージが抜けませんが、このアマリリスやシンニンギアなどの華麗、可憐な花にはイメージが刷新されました。
学芸員
2025年04月01日 12:30
K.かずおさん、

ブラジルは広いですよ。サボテン、ブロメリア、イワタバコに加え、ノウゼンカズラ科など、花木も数えきれない程あります。オオオニバスやスイレンもありますしね。