素敵な小球根の春
入り口を入った階段の所に開花した小球根を飾ってあるが、カラフルでとても可愛らしい。最初は小さいピンクの花が可愛らしいリューコジャム・トリコフィルム(Leucojum trichophyllum)だ。これはヒガンバナ科でヨーロッパ原産。次いで紺色のラペイロウジア・ディバリカータ(Lapeirousia divaricata)とフクシアピンクのシレノイデス(L.silenoides)だ。この2種は繁殖も良いし、色もいいのでワニ園向きだ。これはアヤメ科で南アフリカ原産。次いでテコフィレア科のシアネラ・アルバ(Cianella alba)とヒガンバナ科のキルタンサス・マッケニー・ピンク(Cyrtanthus mackenii 'Pink')、金色に輝くキンバイザサ科のスピロキシネ・セラータ(Spiloxene serrata)、そしてキジカクシ科のラケナリア・アロイデス変種クアドリカラー(Lachenalia aloides var.quadricolor)だ。以上全て南アフリカ原産だ。







次はチリ原産、ノウゼンハレン科の球根性キンレンカ、赤花のトロパエオルム・トリカラー(Tropaeolum tricolor)と黄花のブラキセラス(T.brachyceras)だ。径1cmの小さな花だが、数がまとまっているので、カラフルで可愛らしい。1枚目は行燈作りの鉢植えだ。
温室の中ではブラジル原産、イワタバコ科のシンニンギア・カーディナリス(Sinningia cardinalis)とメキシコ原産イワタバコ科のスミシアンサ・ラウーイ(Smithiantha laui)が綺麗に咲き揃った。
最後は花がニョキニョキ伸びて来た、ブラジルの橋本先生から来た、ヒッペアストラム・ペティオラータム(Hippeastrum petiolatum)。先生がダムで沈む予定地から救出した植物だ。ヒガンバナ科の球根植物。
この記事へのコメント
他にも何でこんな名前に…って思う科がつくお花があるのかな?
キジカクシは分かり難いですけど、実はアスパラガスの仲間なんです。最近は分類が大きく変わってしまい、記事を書く時、科名は必ず確認しないと間違えます。というより歳で覚えていられないんですね。困った事です。