素敵な小球根の春

入り口を入った階段の所に開花した小球根を飾ってあるが、カラフルでとても可愛らしい。最初は小さいピンクの花が可愛らしいリューコジャム・トリコフィルム(Leucojum trichophyllum)だ。これはヒガンバナ科でヨーロッパ原産。次いで紺色のラペイロウジア・ディバリカータ(Lapeirousia divaricata)とフクシアピンクのシレノイデス(L.silenoides)だ。この2種は繁殖も良いし、色もいいのでワニ園向きだ。これはアヤメ科で南アフリカ原産。次いでテコフィレア科のシアネラ・アルバ(Cianella alba)とヒガンバナ科のキルタンサス・マッケニー・ピンク(Cyrtanthus mackenii 'Pink')、金色に輝くキンバイザサ科のスピロキシネ・セラータ(Spiloxene serrata)、そしてキジカクシ科のラケナリア・アロイデス変種クアドリカラー(Lachenalia aloides var.quadricolor)だ。以上全て南アフリカ原産だ。DSCN7033.JPGDSCN7036.JPGDSCN7038.JPGDSCN7041.JPGDSCN7035.JPGDSCN7047.JPGDSCN7048.JPGDSCN7078.JPGDSCN7076.JPG次はチリ原産、ノウゼンハレン科の球根性キンレンカ、赤花のトロパエオルム・トリカラー(Tropaeolum tricolor)と黄花のブラキセラス(T.brachyceras)だ。径1cmの小さな花だが、数がまとまっているので、カラフルで可愛らしい。1枚目は行燈作りの鉢植えだ。DSCN7044.JPGDSCN7042.JPG温室の中ではブラジル原産、イワタバコ科のシンニンギア・カーディナリス(Sinningia cardinalis)とメキシコ原産イワタバコ科のスミシアンサ・ラウーイ(Smithiantha laui)が綺麗に咲き揃った。DSCN7054.JPGDSCN7068.JPG最後は花がニョキニョキ伸びて来た、ブラジルの橋本先生から来た、ヒッペアストラム・ペティオラータム(Hippeastrum petiolatum)。先生がダムで沈む予定地から救出した植物だ。ヒガンバナ科の球根植物。DSCN7064.JPG

この記事へのコメント

うしさん
2025年03月23日 10:39
ヒガンバナ科アヤメ科は、みたことある お花の仲間(*^^*)と思いながら読んでいたら、キジカクシ科だけどキジを隠せなさそうなお花が出てきて爆笑です(≧∇≦)
他にも何でこんな名前に…って思う科がつくお花があるのかな?
学芸員
2025年03月24日 08:49
うしさん

キジカクシは分かり難いですけど、実はアスパラガスの仲間なんです。最近は分類が大きく変わってしまい、記事を書く時、科名は必ず確認しないと間違えます。というより歳で覚えていられないんですね。困った事です。