鳥羽玉の春到来

去る水曜日の休み、我が家で鳥羽玉の1種アルベルト・ボイテフィー(Lophophora alberto-bojtechii)が咲いていて驚いた。一気に春の到来である。その前の休みにはコレシアーナ(L.koehresiana)が咲いていたので、一気に鳥羽玉の春の到来である。このアルベルト・ボイテフィーは鳥羽玉類の最小種で、せいぜい直径2cmくらいのものだが、我が家の株はキリンウチワで煽ったもので、5頭立ちで、4号鉢一杯の大きさに育っている。だから1頭の直径が5cmくらいだろう。もう1株は3号鉢だが、3頭立ちでそこそこの大きさだ。もう1つのコエレシアーナも鳥羽玉の小型タイプのはずで、本来は鳥羽玉の半分位の大きさだろう。でもこれもキリンウチワで育てたので、5号鉢いっぱいに育っており、普通の鳥羽玉と大差ない大きさだ。花の大きいのが特徴の1つだ。これはサックシードからこの名前で来たのだが、正しくはコエレシイ(L.koehresii)みたいだ。ディフーサの変種扱いで、とにかく小さいみたいだ。メキシコ原産。DSCN4426.JPGDSCN4424.JPGDSCN4440.JPGDSCN4305.JPGDSCN4303.JPGこの日はマミラリアの小型種もあれこれ咲いていて、最初は白斜子(Mammillaria pectinata)から。1973年の初めてのメキシコで見た記念すべき植物の1つ。3株キリンで育てたが1株になってしまった。でもこれは元気そうだ。次はユニークなマミラリアのクルシゲラ(M.crucigera)だ。平尾さんに苗を頂いて3本とも大きくなっている。花はごく小さい。小さいと言えば次のエレガンス・シュモーリー(M.elegans var.schmollii)も小さい。これも確か1973年にテウアカンで見たサボテンの1つだ。小さい花ついでに常連のギゼラエ(M.giserae)も載せておく。この日はよく咲いていた。全てメキシコ原産だ。DSCN4415.JPGDSCN4414.JPGDSCN4433.JPGDSCN4431.JPG

この記事へのコメント

K・かずお
2025年02月28日 19:36
熱川は春が来ましたか👍 こちらは来週も一度冷え込むそうです。

アルベルト・ボイテフィーは小粒ながらもしっかりとしたボディーで、株いっぱいの花で魅力満載の鳥羽玉ですね。思わず引き込まれますね。
学芸員
2025年03月01日 08:32
K.かずおさん、

当地は昨日、今日で完全に河津桜が満開になりました。今朝8時に車の温度計は15℃を指していました。とんでもない暖かさです。ですから温室のサボテンも咲くわけですよね。