早春の花
先日、そろそろ時期ではないかと思い、熱川の海岸線を走ってみたら案の定、民家の前でカランコエの胡蝶の舞(Kalanchoe laxiflora)が満開になっていた。潮風が当たる海の近くで強光線に晒され、実に綺麗に発色している。個性を発揮させる栽培とはこうあるべきだと、強く印象付けられたので、毎年時期になると訪れている。ベンケイソウ科でマダガスカル原産。

その流れで伊豆急の土手のオキザリス・ペスカプラエ(Oxalis pes-caprae)の開花状況を見に行ったが、好天なのに気温が低くて、余り開いていなかった。松葉菊の紫宝なども、寒いと開花しないので、同じことなのだろう。多分寒いと媒介昆虫が飛ばないので、開く必要がないと言うことなのだろう。カタバミ科で南アフリカ原産。

次は分園第2駐車場の寒桜(Prunus kanzakura)と我が家のシャクナゲモドキ(Rhodoleia championii)。どちらも満開で見事なものだ。サクラはバラ科で日本原産、シャクナゲモドキはマンサク科で香港原産。シャクナゲモドキは兎に角生育旺盛で、花が終わったら大剪定を強いられるので、切花を近在の家に配るのがこの時期の年中行事になっている。






この記事へのコメント
胡蝶の舞 潮風、強光下で凄い咲きっぷりですね。
パッと見て満開の馬酔木の大木に見えました。
満開の寒桜(やシャクナゲモドキ見てるともう、春が来たのかと勘違いしますね。今日も良い一日をお過ごし下さいね。
昨日はシャクナゲモドキを切って、近所の家に配って来ました。そうでもしないと株を小さく維持できないんです。兎に角育ちの良い木ですからね。