ティランジアの手入れの続き
正月から続けているティランジアの手入れ、小鉢に入れた株の枯葉などを取っていると際限なく時間がかかる。でも30分位の隙間時間を見つけては、こまめに手入れしている。普段ほったらかしの罪ほろばしだ。画像はテクトルム(Tillandsia tectorum)、キセログラフィカ(T.xerographica)、チアペンシス(T.chiapensis)の順。パイナップル科でテクトルムはエクアドル原産、他はメキシコだ。その次2枚は私の作った交配種でフンキアナ x イオナンタ(T.funckiana x T.ionantha)で、1枚目は杉山さんに育ててもらった株で、これは開花した。2枚目は滝沢さんに育ててもらった株で、こんなに大きくなっていても1度も開花していない残念な植物だ。



次はヘクティアのマルニエール・ラポストーレイ(Hechtia marnier-lapostollei)で、2枚目は大株を分解して根を出させようと置いてあるのだが、1年経っても1本も根が出ないで、次々と枯れて行く。まさかここまで根が出にくいとは思わなかった。パイナップル科でメキシコ原産。
次は球根ベゴニアの片隅で咲いているヘンケリア・ムーンウオーカー(Henckeria hybrid 'Moon Walker')の最後の花とシンニンギア・スペシオサ(Sinningia speciosa)の1番花。球数が多いと、こんな寒中に咲いてくる株もある。イワタバコ科で前者は熱帯アジア、後者はブラジル原産。
最後はパラモンガイア(Paramongaia weberbauerii)の5輪目と6輪目だ。株によって個性があり、1株目は花弁が小さく広く展開しない。2株目が基本型で、花径18cm位。ヒガンバナ科でペルーアンデス原産。
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この記事へのコメント
このテクトルムは、シャープな葉姿で、T・マグヌシアナの雰囲気がありますね。テクトルムもいろいろ自生地違いや変種があって見飽きません。
フンキアナ x イオナンタは品種登録されてるんでしょうか?栽培環境で開花の違いが出るんですね。
会長株が立派なのに開花しないのは驚きです。
希少なブロメリアのへクティアが発根成長しないのはなぜでしょうね?元株の性質でしょうか?
フンキアナの交配種、花はパッとしなくて面白くありません。つまらない交配種と言うことです。交配種が咲きにくいのは良くあることです。フンキアナも冷房している時はよく咲きましたが、今は全く咲きません。
ヘクティア、プヤ、エンコリリウム、などは子株を切り取って挿してもまず発根しません。今回の例も楽観していたのですが、全く発根しないで驚いています。