カンプトセマ咲く
1号温室裏の一番奥に植えてあるブラジル原産のマメ科ツル植物、カンプトセマ・スペクタビーレ(Camptosema spectabile)が咲いた。今日はブロワーで掃除しながら1番奥まで行ったら、開花していて驚いたのだ。ここの所西風が吹き荒れ、とても開花は期待できないと思って確認もしなかったのだが、ちょうど暖かい温泉パイプの横に蕾があったので、うまい具合に咲いて来たのだろう。しかし花をアップで見ると傷んでいて、とても見られたものではない。結局、条件に恵まれた伊豆でも本種の露地栽培は難しいと結論せざるを得ないのが実情だ。

中庭では階段の石柱の上に置いたプランターのフクシア・マゼラニカ(Fuchsia magellanica)が寒さにめげず咲いている。フクシアってこんなに寒さに強かったけかと思う。アカバナ科でパタゴニア原産。流石に2ヶ月に及んで咲いていたグラジオラスのダレニーは最後の花になっているが、この場所は余程本種には適しているのだろう。殖える一方だ。アヤメ科で南アフリカ原産。鳥舎の前ではタゲテス・レモニー(Tagetes lemonii)が相変わらずよく咲いている。これも寒さに強く丈夫な植物だ。キク科でメキシコ原産。



その横、ワニ園のソシンロウバイ(Chimonanthus praecox f.concolor)も見頃になった。枯れ込んだ太枝2本を切り捨てたが、まだまだボリュームはある。ロウバイ科で中国原産。


この記事へのコメント
我が家の カンプトセマ・スペクタビーレ は先日枯れてしまいました。
カンプトセマ、ご希望なら枝をお送りしますが、実際には咲かせられないでしょうから、無理をすることはないですね。他の植物に挑戦した方が賢明です。今、当園で咲いているパラモンガイアなんて最高ですよ。冬10℃を維持できれば簡単です。
キャンプトセマは、1度だけ咲きましたが、やはり温室内での管理では元気な花は難しい様ですね。 今更改めてキャンプトセマを栽培しようとも思いませんので、お気遣いだけ有り難く頂戴させて頂きます。
パラモンガイアは過去に2度開花しましたが、ここ数年開花とはご無沙汰の状態です。”そのうちに咲いてくれれば良い”、と言った感じです。
また、パラモンガイアは、2種を栽培していますが、花弁の広いタイプのものは開花しましたが、もう1種は未だに開花しそうにありません。
パラモンガイアは学術的には未公認でも5種あるみたいですね。赤い花の画像が出て来た時は興奮しましたが、入手は夢のまた夢でしょうね。南米には珍しい球根が沢山あります。