フェロのリンゼイ咲く
昨日、我が家の温室でフェロのリンゼイ(Ferocsactus lindsayi)が咲いた。フェロカクタスの珍品で、かつて私が平尾さんのシャボテン誌に自生地の様子を報告した種なので思い入れがある。そんな関係で、後年、平尾さんが小苗をプレゼントしてくれたもので、もう30年以上だろう。頑張って生きている。ただ弱り気味なのか、今年は蕾が2つだけだ。後年、柿崎さんが種子を寄贈して下さり、育てたキリンウチワ接降ろしは、立派な開花株になったのだが、台木が腐り皆ダメになってしまった。これは悔しい思いをした。それ以外では、チュルビニカルプス・ディキソニアエ(Turbinicarpus dichisoniae)とユーベルマニア・フラビスピナ(Uebalmannia flavispina)が咲いていた。前2者はメキシコ原産、3番目はブラジル原産だ。フエルニア・ゼブリナ変種マグニフローラ(Huernia zebriba var.magniflora)もよく咲いている。キョウチクトウ科で南アフリカ原産。多肉のポーチュラカ・ウェルデルマニー(Portulaca werdermannii)もまだ咲いている。今が群生株の白毛が綺麗でいい。これはスベリヒユ科でブラジル原産。
この記事へのコメント
チュルビニカルプス・ディキソニアエは見事な咲きっぷりですね。
リンゼイの自生地は2回行っています。温音がないと育ちが悪いようです。暖かくなったら注文して下さい。お送りします。