パラミツを解体

今日、果樹温室で2つ目のパラミツ(Artocarpus heterophyllus)が落ちたので、休憩時間に解体してみた。ご覧の通りで、黒くなっている部分は果皮の内側も腐って来ているので使えない。良い所だけを選り分けて、果肉を取り出した。多分、果実の重さが5kg位あったが、包丁で2つ割りにして果肉を取り出して行った。ゴム質の乳液でベタつくので、手袋をして作業したが、果肉が滑りやすく、何個も下に落としてしまったが、それでも1kg位の果肉は収穫できた。画像の種の周りの黄色い部分をむしって取り出すのだ。味は前の実よりはいくらか甘いかな程度だったが、大差はない。ポリポリと齧って食べるのだ。こんなたくさんあってもみんな食べないと思うが、捨てるのは勿体無いので、使える所は全部取った。2度目で慣れたせいか、手もあまり汚さず、使い捨て手袋を捨て、包丁をラッカーシンナーで拭けば、片付け終了。クワ科でインド原産。DSCN0412.JPGDSCN0414.JPGDSCN0415.JPGDSCN0416.JPGDSCN0418.JPGDSCN0420.JPGDSCN0422.JPGDSCN0424.JPG

この記事へのコメント

K・かずお
2024年11月06日 08:51
バラミツ解体作業と言うにふさわしい大物ですね。
ご苦労様でした。
果肉から取り出した、為は発芽しないいんですかね?
学芸員
2024年11月07日 19:17
K.かずおさん、

種は勿論発芽するとは思いますが、こんな大型果樹、実生はしたいとも思いません。
タイでは1mほどの接木苗なら4年くらいで成るみたいですが、日本とは環境が違います。ドリアンもタイなら簡単に育ちます。