球根ぷらた、オーリクム開花開始
先日納入されたばかりの球根ベゴニア(Begonia tuber-hybrida)にもう花が咲いてきた。正月用なのに今から咲き始めては、早過ぎる気がするが、温室が少しでも華やぐのは嬉しいことだ。シュウカイドウ科で原種はアンデス原産。逆に、開花が遅れていた秋咲アマリリスのオーリクム(Hippeastrum aulicum)が遅ればせながら咲いて来た。異常気象の今年、開花時期にも狂いが出て戸惑うことが多い。ヒガンバナ科でブラジル原産。季節外れのシンニンギア・マクロポダ(Sinningia macropoda)や踊り子(S.hybrid 'Odoriko')も咲いているし、シンニンギア類の球根に新芽が出て育ち始めている株も多く、これも想定外だ。イワタバコ科でブラジル原産。先日紹介したコンニャクの仲間、サウロマタム・ベノサム(Sauromatum venosum)も開いたが仏炎苞の先が折れてしまい、指で持ち上げて撮影した。サトイモ科で東南アジア、アフリカ原産。展示室前では南アフリカ原産、アヤメ科のモラエア・ポリスタキア(Moraea polystachia)が咲いている。気がつくと咲いている感じだが、これも賑やかしの1つだ。球根類はようやく発芽が揃い、我が家でも研究室前でも賑やかになってきた。
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