パラミツなど
果樹温室ではパラミツ(Artocarpus heterophyllus)の実がバレーボール大に育ち、完熟間近だろう。クワ科で東南アジア原産。ゴレンシ(Averrhoa carambola)も昔は冬の果実だったが、近年は今頃から見ごろを迎え、すごく早くなった。カタバミ科で東南アジア原産。




カカオ(Theobroma cacao)は今が開花、結実期で、蕾や小さい果実が沢山見られる。アオイ科でアマゾン原産。パパイヤ温室では原種のケルシフォリア(Carica quercifolia)に実がなって、黄色く熟したものもある。パパイヤ科でブラジル原産。同じ原種のマウンテンパパイヤ(Carica pubescens)は今日、唯一の果実が落ちてしまい、期待していた種が採れるかどうかの瀬戸際だ。やや黄色くなりかけているので、種子が成熟していれば、してやったりだ。とにかく雌雄異株だし、暑さにも弱いので、常に実生更新の必要がある。これはアンデス原産。





この記事へのコメント
マウンテンパパイヤの種は取れましたか?
果樹温室はいつもいい匂いがするので、ずっと居たい気持ちになります。
( ゚д゚)ハッ! でもカカオの甘い匂いはしてない気がします!
マウンテンパパイヤの実は黄色くなるまで追熟させ、それから種を確認します。
まだちょっと若い気がするので。その通り、カカオには匂いがありませんね。