ポドラネアが満開
分園入り口の石垣でポドラネア・ブリーセイ(Podranea brycei)が満開になった。ハワイではその旺盛さで持て余されている植物だが、それは当園とて同じ。この石垣部分は、駐車場の縁に植えた株が、元気の良い枝は10m以上伸びてゲートの上にまで達している。ただここは駐車場と石垣に挟まれた場所なのでコントロールは楽だ。ノウゼンカズラ科で南アフリカ原産。大変なのは、1号温室の出口裏、キウイーフルーツの棚に植えた株で、温室の屋根を覆って、天窓からツルを垂らしたり、隣との境界のフェンスを超えて、3mも入り込んだり、それはそれは管理が大変だ。今もマカダミアナッツの大木に絡んだツルが綺麗に垂れ下がって、見事に花を咲かせている。次は我が家のサボテン、昨日紹介できなかったもの。チュルビニカルプス・デイキソニアエ(Turbinicarpus dyckisoniae)とエスコバリア・ヘステリー(Escobaria hesterii)でこれらはメキシコ原産。最後はブラジル原産のアロハドア・ナナ(Arrojadoa nana)。年中咲いているが、また花が多くなった。そろそろ接ぎかえて株を更新したいと思っているが、今年はとにかく暑くて、ほとんど接木をしなかった。最後は温室内だとやけに元気なゼフィランサス・シトリナ(Zephyranthes citrina)。こぼれ種でよく殖える。ヒガンバナ科でメキシコ原産。先日、夜の女王の尺鉢を植え替えたら、ブラジル、サンタカタリーナ産のハブランサス(Habranthus sp.'St.Catarina')の球根が50球も出てきて驚いた。植え場がないので、ワニ園に持参して植え込んだ。
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