小笠原のヒメツバキ咲く
退職したOくんの忘れ形見、小笠原のヒメツバキ(Schima mertensiana)が咲いた。耐寒性があるだろうということで、分園7号温室の外に植えたのだが、この間植えたと思ったら、もう蕾が出て、あっという間に咲いて来た。学名はどうしようかと迷ったが、豊田氏の固有植物ガイドを参考にした。丁度横に中国四川省産のタイワンツバキ(Gordonia axillaris)が植わっていて、終わり花が1輪落ちていたので、ほぼ同時期に咲くのだろう。花もよく似ている。我が家では潅水の効果か、象牙丸(Coryphantha elephantidens)がパンパンに膨らんで3株も咲いて来た。季節外れだかテフロカクタスの黒太刀(Tephrocactus articulatus 'Oligacanthus)も1輪咲いた。株は大きくなったのに、今年は1輪で終わりそうだ。鳥羽玉の類では赤花鳥羽玉(Lophophora williamsii)とコエレシアーナ(L.koehresiana)が咲いているが、まだ本調子ではない。先日新葉が展開した光堂(Pachypodium namaquanum)、喜んで棚上に上げたら、猛烈に暑い日があって、芯が蒸れて腐ってしまい大慌て。こんなドジもする。近くに生えていても光堂と奇想天外は大違いだ。球根ではアンモカリス(Ammocharis coranica)が終わり、今度はハエマンサス・コクシネウス(Haemanthus coccineus)にオレンジ色の花芽が出てきた。実生からスタートしてやっと2株になった。共にヒガンバナ科で南アフリカ原産。スイレンはブルズアイ(Nymphaea hybrid 'Bull's Eye')1株とタンザナイト(N.hybrid 'Tanzanite')5株が開花して賑やかだった。スイレン科
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