ベッセラ咲く

我が家のベランダでベッセラ（Bessera elegans）が咲き始めた。細い棒状の葉のため、植え込んだら鉢を動かさないのが原則。余剰球根をワニ園のベッドに植え込んでも、草取りの時、葉をむしってしまうので、地植えには向かないようだ。キジカクシ科でメキシコ原産。その横では黄色いグロリオサ（Gloriosa hybrid）が1輪咲いた。今春気が向いて5球セットを買ったのだが、折れた球根ばかりで品質の悪さに驚いた。案の定、育ったのは1株だけで、後は立ち枯れたような状態。庭には古くに植えた中国雲南省産のグロリオサ・スーペルバ（G.superba）を植えてあるが、これはもうツルが1〜2mに伸びて絡まっている。花は寒くなる頃だ。イヌサフラン科。ベランダのスイレンは肥料が効いたのか、葉が桶から溢れているが、株分かれした株が多く、花数は少ない。ニンフェア・カペンシスのピンク（Nymphaera capensis 'Pink'）、ブルズ・アイ（N.hybrid 'Bull's Eye'）、タンザナイト（N.hybrid 'Tanzanite'）、テッド・ウバー（N.hybrid 'Ted Uber'）の順だ。スイレン科でカペンシスは南アフリカ原産。最後は先日2度目の手入れをした我が家の庭。境界に植えたアジサイの剪定が目的だったが、その前に下草や絡まったツルを切って、そちらの方が大仕事だった。以後雨がないので、庭土はホコホコで埃だらけ。早く1雨欲しいものだ。そんな状況でもショウガ科のヘディキウムの金閣（Hedychium hybrid 'Kinkaku'）とブラジル原産、マメ科のトキワネム（Calliandra selloi）は咲いてくる。