カユプテなど
香料温室でフトモモ科のカユプテ(Melaleuca leucadendron)が咲いている。オーストラリア原産でキンポウジュに近縁の花木で、フロリダで野生化して問題になっている植物だ。長年、鉢で栽培していて思い出したように咲いてくる、葉や枝からカユプテオイルが取れる有用植物だ。その横ではインドシクンシ(Quisqualis indica)もポツンポツンと咲いている。シクンシ科で熱帯アジア原産。斑入りのニガショウガ(Zingiber zerumbet'Darceyi')も今が見頃、棍棒状の花序がツンツンと出て、ミョウガのような花を咲かせている。ショウガ科で熱帯アジア原産。温室の外では夏の花キョウチクトウ(Nerium indicum)満開だ。キョウチクトウ科でインド原産。土手の所ではリコリス・スプレンゲリー(Lycoris sprengeri)も咲き始めた。花に青味のあるユニークな花で人気がある。ヒガンバナ科で中国原産。またハブランサスのチェリーピンク(Habranthus 'Cherry Pink')も満開だった。大きくて豪華な花で素敵だ。ヒガンバナ科の園芸品種。バナナ温室横ではタイから来たヒオウギ(Iris domestica)が満開。アヤメ科。日本、東南アジア原産。芝生の多肉コーナーではヘスペロアロエ・ノクトゥルナ(Hesperaloe nocturna)が咲いているし、ダシリリオン・レイオフィルム(Dasyrlirion leiophyllum)の花序も伸びてきた。共にキジカクシ科でメキシコ原産。
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