トキワネムが満開

我が家のトキワネム(Calliandra selloi)が満開になった。周囲の木が大きくなって日当たりも悪くなり、今年はあまり花が咲いてこなかったのだが、今回は違う。見事に咲き揃って、窓から見える視野全部がネムの花で覆われ見事なものだ。朝一からこの風景を見ると幸せな気分になる。いかにも日本的な風情の花だが原産地はブラジルでマメ科の花木だ。DSCN7020.JPGDSCN7016.JPGDSCN7014.JPGDSCN7011.JPGDSCN7009.JPGその横では大型のアガパンサス・コッディー(Agapanthus coddi)の最後の花が咲いている。花付きが悪くなったのは本種も同様で、隣に植えたロスマニア・カペンシス(Rothmannia capensis)が2階の屋根まで届く勢いで育っている。ヒガンバナ科で南アフリカ原産。DSCN7018.JPG1号温室、ソテツコーナーは徹底的な消毒にもかかわらず、球果にはカイガラムシが目立つ。最初はエンセファラートス・ブバリナス(Encephalartos bubalinus)の雄球果、多分殆どは死んでいるはずだが、すぐ復活して来るので油断はならない。ザミア科で南アフリカ原産。次はサイカス・シンプリシピンナ(Cycas simplicipinna)とミコリッチー(C.micholitzii)の雌球果。すでに若い種子が見えるが、白いのは皆カイガラムシだ。この中国系のサイカスは農薬のスプラサイドだと新芽に薬害が出て枯れてしまうので、消毒には松グリーン乳剤しか使えず、余計苦労する。ソテツ科で中国、タイ、ベトナム原産。DSCN6913.JPGDSCN6911.JPGDSCN6906.JPGDSCN6908.JPG最後の写真はセラトザミア・メキシカナ(Ceratozamia mexicana)の完熟近い雌球果。これもカイガラが酷かったが、一見いなくなったようだ。ただ人の目の死角には必ず残っているので油断はならない。ザミア科でメキシコ原産。DSCN7006.JPG

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