クロツグヤシの甘い香り
この時期になると国道135号線の橋の上を走っっていてふと甘い香りに気付く。本園の洋ラン室裏で咲いているクロツグヤシ(Arenga engleri)の花の香りなのだ。勿論、分園のワニ池の横にも植わっているからこれも匂う、イオノンというキンモクセイと同様の匂いだから遠くまで漂うのだ。オレンジ色が雄花で丸いのが雌花、匂いは勿論雄花からだ。ヤシ科で日本や台湾原産だ。



我が家の温室、この暑さで植物も弱り気味だが鳥羽玉類は元気、クリーム花のロフォフォラ・ディフーサ(Lophophola diffusa)、ピンクの銀冠玉(L.fricii)、赤花鳥羽玉(L.williamsii)、コエレシアーナ(L.koehresiana)などだ。




他にはチュルビニカルプスのディキソニアエ(Turbinicarpus dickisoniae)、マミの桜富士(Mammillaria boolii)まではメキシコ原産。パラグアイ原産のパロディアのオットニス(Parodia ottonis)、ギムノのパエディオフィルム(Gymnocalycium paediophyllum)、ブラジル原産のブエネッケリー(G.bueneckeri)、ボリビア原産の光琳玉(G.cardenasianum)だ。





この記事へのコメント
マミもパロディアもギムノも暑さ知らずですね!
学芸員さんもいくら中南米で鍛えた身体とは言えこの日本のジメジメな暑さにはお気を付けください!
この暑さの中で元気いっぱいのサボテンが羨ましいです。
流石に私もこの暑さには参っています。今朝も7時に温度計をみて31℃に目を疑いました。これまでは29℃が最高だったんです。