ナイト・ドリーム咲く
以前デンパーク時代に友の会のNさんが作出したセレニセレウスの交配種ナイト・ドリーム(Cerenicereus hybrid 'Night Dream')が咲いた。夜の女王x夜の王女(C.macdonaldiae x C .pteranthus)で、私はその実生苗の寄せ植えを頂いて鉢上げし、昨年から咲くようになった。今年、セレニセレウスの花は不作で、5月に咲くべき夜の女王は1つも咲かなかった。このナイト・ドリームも1つ目の蕾は落ちてしまい、諦めていたのだが、死角に蕾があって開花に至ったものだ。ただ寄せ植え苗を大鉢に植えた物だから、何株かが一斉に伸びているので、1株当たりの枝数は少なく、当然咲く花も栄養不足で小さい。今回の花もかろうじて直径25cm位だった。同時にディスコカクタスのブーミアヌス(Discocactus boomianus)も咲いていた。これはブラジル原産。

翌朝は休みだったが、朝一でアカントカリキウム・チオナンサム変種オーランティアクム(Acanthocalycium thionanthum var.aurantiacum)の花を撮影。これは綺麗な花だ。日中には暑さで傷んでしまうので、朝に撮るのだ。他のサボテンは帰宅後、昼過ぎの撮影で、神竜玉(Echinocactus parryi)の2度目の開花。そして花園兜(Astrophytum asterias)。




あとパラグアイから来た野生のギムノのパエディオフィルム(Gymnocalycium paediophilum)、ユーリプレウルム(G.euryploeurum)、フライシェリアナム(G.fleischerianum)が咲いた。3枚目がユーリプレウルム、芯の赤いのがフライシェリアナム。その奥に写っているのが、大輪花のブラジル原産、ブエネッケリー(G.buenekeri)、群開したボリビア原産の光琳玉(G.cardenasianum)。






この記事へのコメント
痕サボテンのオーランティアクムとパラグアイの野生のギムノ達は奇跡の美しさです。
美麗な花にもワイルドな美しさがありますね!
ナイト・ドリーム綺麗に撮れましたね。大きく見えます。