アマリリス再び

我が家では、ベランダの花も温室のサボテンも花のピークが過ぎ、アマリリスだけになってしまった。そこで再度アマリリスだ。温室のペルー原産、ビッタータム(Hippeastrum vittatum)は満開で良く咲いている。オレンジ花のブラジル原産ブロスフェルディアエ(H.blossfeldiae)も満開。ハリソニー交配のワインドリーム(H.harrisonii hybrid 'Wine Dream')は終わり加減だが、次の花茎が続々と上がっている。DSCN3772.JPGDSCN3774.JPGDSCN3776.JPGリビングでは小森谷さんの令夫人(H.hybrid 'Reifujin')が加わった。私と小森谷さんがアマリリスでやり取りを始めるきっかけとなった品種。余りに素敵な花なので交配親を聞いたところ、ドラニアエ(H.doraniae)xフラグランティッシマム(H.fragrantissimum)との答えが帰って来て、後日ドラニアエをプレゼントして下さったのだ。このドラニアエが素敵なピンクのラッパ状花で、私のアマリリス交配のスタートとなったのである。ちなみにフラグランティッシマムは後年香港のデニスにプレゼントされたが、大球性で一度として咲いたことはない。良く殖え、生育も良いので、大株を小森谷さんと三宅さんにもお送りしたが、どうなっただろう。同じく小森谷さん交配のトランペットルージュ(H.hybrid 'Trumpet Rouge')も咲いている。どす黒いような紅で花筒が長く、2輪咲きと言うユニークな花。DSCN3784.JPGDSCN3785.JPGDSCN3788.JPG次はそのドラニアエ交配の緋の衣。私は傑作だと思い込んでいるのだが、私がこの色が好きだからかも知れない。次はタキイから来たカランバ(H.hybrid 'Caramba')、ブラジル原産のペティオラータム(H.petiolatum)、ペルー原産のエバンシアエ(H.evansiae)とトラウビー変種のドラニアエ(H.traubii var.doraniae)だ。後者は非常に繊細な感じの原種で、花弁の質も薄い感じだ。ちなみに今年エバンシアエは10本も花茎が立ったので交配したらなんとか受精したみたいで一安心。DSCN3789.JPGDSCN3792.JPGDSCN3793.JPGDSCN3796.JPGDSCN3798.JPG最後はベランダの花でラナンキュラスのゴールド・コイン(Rananculus repens 'Gold Coin')。八重の可愛らしい花だ。キンポウゲ科で中央アジア原産。そして3年目のペチュニア・ブルームーン(Petunia hybrid 'Blue Moon')。植え替えたら1年目のように元気になった。ナス科で南米原産。DSCN3780.JPGDSCN3782.JPG

この記事へのコメント

うしさん
2024年05月07日 19:47
やっとゴールデンウィークが終わって のんびりできますね(*´ω`*)
( ゚д゚)ハッ! ゴールド・コイン!?
見ているだけで金運がアップしそうなステキな名前のお花ですね!!
とてもかわいいので、画像ダウンロードしてスマホの待ち受け画面にしたいです(*≧∇≦)ノ
K・かずお
2024年05月07日 20:29
予約連休も終わりましたね。アマリリスが繋ぐ花友、友情の輪お花も素敵ですがそれ以上にとても素敵です。
学芸員
2024年05月08日 08:11
うしさん、ゴールド・コイン、かわいい花ですよね。属名はラナンキュラスですが、キンポウゲという名が一番親しまれています。
K.かずおさん、
栽培植物には全て想い出が詰まっています。だから覚えていられるんですよね。アマリリスは高温になるサボテン温室が好きだから同居させています。露地で雨ざらしだと作りにくい植物なんです。