アマリリスが満開
我が家ではアマリリスが満開になり、もう部屋には飾り切れない状況だ。温室ではアマリリスの原種、ペルー原産のヒッペアストラム・ビッタータム(Hippeastrum vittatum)が咲き始めた。私の知る限り最も丈夫な原種の1つで、年々殖える一方だ。もう1つは水生アマリリス、ハリソニー交配のワイン・ドリーム(H.harrisonii hybrid 'Wine Dream')。私の好きなラッパ咲きの赤で素敵な色だ。部屋では三宅さんの小型品種赤ダルマの実生(H.'Aka-Daruma seedling')が咲いている。赤ダルマは我が家では交配親の1つだ。


そして定番の緋の衣(H.doraniae hybrid 'Hi-no-Koromo')、カランバ(H.hybrid 'Caramba')、トランペット・ルージュ(H.hybrid 'Trumpet Rouge')の順だ。私の好きな花はこう見ると赤ばかりだ。最後にはクリーム花、ボリビア原産のエバンシアエ(H.evansiae)も写っている。


ベランダでは水生のクリナム・カンパヌラータム(Crinum campanulatum)が満開、春咲き球根としては遅咲きのトリトニア・クロカータ(Tritonia crocata)も満開だが、雨に弱いため傷み気味だ。前者はヒガンバナ科、後者はアヤメ科で共に南アフリカ原産。ついでに昔ランの里堂ヶ島で購入したロックレリア系のミニカトレア(Cattleya hybrid)も紹介する。昨年植え替えたら今年は順調だ。



最後は南アフリカの花木、アカネ科のロスマニア・グロボーサ(Rothmannia globosa)。クチナシの仲間だけに香りが素晴らしく、特に夜はよく香る。我が家には日本1の大きさと思われる花木が3種あり、そのうちの1つだ。

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