あれこれ
今日研究室の入り口ではモラエア・フガックス(Moraea fugax)が咲いていた。ギガンドラ(M.gigandra)が最後だと思っていたが、2年前小森谷さんに頂いた本種が最後のようだ。とても上品で繊細な花で私のお気に入りだ。同じモラエア属で小型のマクロカルパ(M.macrocarpa)も数日前に咲いていた。シアネラ・ルーテア(Cyanella lutea)もまだ紹介していなかったはずだ。ごく小柄のフリージア・ベルコーサ(Freesia verrucosa)とイキシア・コンフェルータ(Ixia conferuta)もまだだ。シアネラはテコフィレア科だが、他はアヤメ科で南アフリカ原産。温室ではアメリカシャガことネオマリカ・ノルシアナ(Neomarica northiana)が綺麗に咲いていた。本園6号に植えた残りを置いておいたら、また増えてしまった。アヤメ科でブラジル原産。最後はベトナム原産のコンニャク。アモルフォファルス・コアエタネウス(Amorphophallus coaetaneus)だ。昨秋退職した大川君の忘れ形見で、2枚目の画像、苞の下部に溜まっている白いものは花粉だ。サトイモ科。最後は我が家からフリージアのピンク小輪原種(Freesia sp.'Pink')とグラジオラス・シトリヌス(Gladiolus citrinus)の最後の2輪、オキザリス・ペスカブラエの八重花(Oxalis pes-caprae 'Double flower')。フリージアは今年、ワニ園でも自宅でも綺麗に咲かないので紹介しそびれたもの。アヤメ科で南アフリカ原産。カタバミも南アだが、今年我が家で出現した突然変異で、何とか固定できそうだ。カタバミ科。
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