満開のケープバルブが見事
今日は日差しも出て、中庭のケープバルブが満開になった。昨日、たまたまお見えになった植物園関係者には見てもらったが、一般のお客様の順路ではないので、折角の花が勿体無いというか残念だ。香料温室横ではモラエア・アリスタータ(Moraea aristata)とビローサ(M.villosa)、スパラキシス・トリカラー(Spalaxis tricolor)が満開だ。ただ不思議なのは昨年までは嫌って程咲いていたスパラキシスが、今年は数えるほどに減ってしまったことだ。このベットは、縁に植えてあったスイセンのオドルス(Narcissus odorus)が殖えてベッド全体に拡散したこと、モラエアの余剰球根をここに植え込んでしまった事、ベッセラ(Bessela elegans)やグラジオラス(Gladiolus dalenii)、ハブランサス(Habranthus spp.)も次々と植え込み、挙句はベラドンナ・アマリリス(Amaryllis bella-donna)やブルンスドンナの新世界(Brunsdonna 'Shinsekai')まで植え込んだので、スパラキシスが負けてしまったのだろう。今咲いているのは、もっぱら花壇の外や土手の上で、元々の場所ではない。果樹温室横ではモラエア・オクロリュウカの黄花タイプ(Moraea ochroleuca 'Yellow')とモラエア・ブレイニアーナ(M.breyniana)がメインで、特に鈍いオレンジ花の後者の花茎の数は凄まじい。バナナ温室横は、モラエア・パリダ(Moraea pallida)とオクロリューカ(M.ochroleuca)に加え、スパラキシス・グランディフローラ亜種アクティロバ(Spalaxis grandiflora
ssp.acutiloba)とブルビフェラ(S.bulbifera)が満開で、その雑種のクリーム色花も咲いている。以上全てアヤメ科で南アフリカ原産だ。もう一つ南ア原産でサトイモ科のヘラクレス・カラー(Zantedeschia aetiopica ’Hercules’)も1輪咲いている。
ssp.acutiloba)とブルビフェラ(S.bulbifera)が満開で、その雑種のクリーム色花も咲いている。以上全てアヤメ科で南アフリカ原産だ。もう一つ南ア原産でサトイモ科のヘラクレス・カラー(Zantedeschia aetiopica ’Hercules’)も1輪咲いている。
この記事へのコメント
温室内ではなく、外路地に雑草のごとく繁殖し咲き誇る熱帯植物たち。まるで自生地と勘違いさせる光景です。(行った事ありませんが(笑))
この様な植生が見られるのは此処を置いて他にありませんね!
またいろいろなお花を教えてくださいませ(*^^*)
うしさん、オオオニバスの所では今斑入りバナナが成っていたはずですが、気が付きましたか。池の反対側から見ると見えるんですよ。