パパイヤ温室のマンゴーが快調
パパイヤ温室は半分がマンゴーの植え込みになっているが、今年は快調で、それこそ鈴なりという言葉が相応しい位沢山なっている。基本的には2品種で、青白くて実の大きなキーツ(Mangifera indica 'Keitt')と赤くてリンゴマンゴーと呼ばれるアーウィン(M.indica 'Irwin')だ。ウルシ科でインド原産。香料温室では相変わらずショウガ科のレッド・フロッグ(Zingiber newmanii 'Red Frog')とチョコレート・ボール(Z.macradenium 'Chocolate Ball')が見事だ。前者はマレーシア、後者はスマトラ原産だ。また当園でできたヘディキウムの自然雑種、コロナリウム x シルシフローラム(Hedychium coronarium x H.thyrsiflorum)も咲いてきた。他にツルではエーライシャン(Telosma cordata)、インドシクンシ(Quisqualis indica)が見頃だ。前者はキョウチクトウ科、後者はシクンシ科で共に東南アジア原産。最後はお線香の原料として有名なビャクダン(Santalum album)も咲いている。有名な香木だが花は小豆色で小さく、とても地味だ。ビャクダン科で東南アジア原産。
この記事へのコメント
エーライシャンは世代では無いですが、つい、メロディーが♪。
k.かずおさん、レッド・フロッグは面白いですが、赤いミョウガと思えば、そんなもんかと納得できます。