リゴズーム咲く

我が家で南アフリカ原産、ノウゼンカズラ科のリゴズーム・オボバータム(Rigozum obovatum)が咲いた。非常に花付きの悪い花木で、咲いたと思っても1日で落ちてしまうため、私自身、年に1〜2日しか花を見られないという、ある面ではとても珍しい花木なのだ。もう丈が2m程の灌木になっているが、去年は咲かなかったと思う。というより、開花の兆しが分かりにくいので、多分見逃したんだと思う。今年もそろそろかなと思い見上げたら、たまたま咲いていたという具合。ロスマニアと同時期に咲くという事を覚えていて、毎年入念にチェックする必要があるだろう。DSCN9033.JPGDSCN9031.JPGDSCN9034.JPG私の自慢の巨大花房のアガパンサス・コンプトニー・ロンギトゥーブス(Agapanthus comptonii var.longitubus)も咲いてきたが、今年は4本しか花が出ないでガッカリしている。この頭上にロスマニア・カペンシス(Rothmania capensis)が6mにも育って、影を作るため花が咲かなくなったのだろうが、致し痒しだ。前者はヒガンバナ科、後者はアカネ科で南アフリカ原産。DSCN8933.JPGDSCN8931.JPGDSCN8934.JPGDSCN8921.JPGDSCN8918.JPGDSCN8924.JPGDSCN8929.JPGその近くでは、緋色のクロコスミア・ルシファー(Crocosmia 'Lucufer')が群開を始めた。今年はイノシシに派手に掘り返されたので、どうなるかと思ったが、ちゃんと咲いてきた。野生化しているオレンジ花原種のクロコスミーフォリア(C.crocosmiifolia)も横で咲いている。アヤメ科の球根で南アフリカ原産。DSCN8953.JPGDSCN8947.JPGDSCN8939.JPGDSCN8937.JPGDSCN8951.JPGDSCN8949.JPGベランダではアルストロエメリアの斑入り葉品種ロックンロール(Alstroemeria hybrid 'Rock'n'Roll')が2度目の開花ピークを迎えとても綺麗だ。アルストロエメリア科で地理原産。黄花のティグリジャ・メキシカナ(Tigridia mexicana)も昨日は咲いていた。これはアヤメ科でメキシコ原産だ。DSCN8957.JPGDSCN8954.JPGDSCN8997.JPG

この記事へのコメント

うしさん
2023年06月23日 18:02
やっぱり暑くなってくるとアガパンサスのような青系のお花が恋しくなります( *´艸`)
えっ!?ヒガンバナ科で青って珍しいですよね?
赤いヒガンバナと白いヒガンバナは見たことありますが、青はないので貴重なお花が見れて嬉しいです♪ヽ(´▽`)/
素敵なコレクションを今日もありがとうございます♥️
学芸員
2023年06月24日 12:33
うしさん、ヒガンバナにもスプレンゲリーという青っぽい花がありますよ。
青い花で有名なのはブルー・アマリリスですね。私は苦手でまだ咲かせたことはありません。