夜の女王が開花

昨晩夜の女王(Selenicereus macdonaldiae)が咲いた。例年3輪程度は咲くのだが、この株は1輪だけ。もう1株に2個蕾があるが、これも全然育たずダメそうだ。今年は異常気象のせいか、花の咲かないサボテンが多く、物足りない事この上ない。この花も小さく直径25cm位か。普通30cmから35cmに咲くので、とても小さい印象だ。サボテン科で中南米原産。DSCN7838.JPGDSCN7840.JPGDSCN7837.JPGDSCN7842.JPG次はワニ園ティランジアコーナーの写真で、パイナップル科のブロッキニア(Brocchinia reducta)とヒガンバナ科のセンコウハナビ(Haemanthus multiflorus)、インコアナナス(Vriesea carinata cv.)の所だ。ブロッキニアは今年花序がうんと伸びて花も撮りやすい。センコウハナビも満開。インコアナナスもきれいに咲いている。インコアナナス、本来は黄色っぽい扁平な花序だが、これは園芸品種らしい。次はイオナンタxセレリアナ(Tillandsia ionantha x T.seleriana)、大きさはイオナンタと大差ないが、何となくセレリアナの雰囲気を感じる。次はティランジア・トリカラー・メラノクラテル(T.tricolor var.melanocrater)で、株が赤く色づき美しい。ブロッキニアはギアナ高地、センコウハナビは南アフリカ、トリカラーはメキシコ原産だ。
DSCN7814.JPGDSCN7819.JPGDSCN7815.JPGDSCN7818.JPGDSCN7823.JPGDSCN7822.JPG次は水生アマリリスの水槽でワッヘンドルフィア・シルシフローラ(Wahendorfia thyrsiflora)が咲いている。今年は余り大きく育たず貧弱な花序で物足りない。我が家でも咲いているが、こちらはもっと貧弱でお話にならない。ハエモドルム科で南アフリカ原産。横で咲いている藤色の花はパラグアイから来た水生のセネシオ・イコグロッサス(Senecio icoglossus)。DSCN7662.JPGDSCN7659.JPG次はバナナ温室できれいに咲いているムサ・オルナータ(Musa ornata)と見事に実ったバナナの仙人蕉(Musa acuminata `Senninsho’)。 オルナータはタイの野生種だ。DSCN7666.JPGDSCN7664.JPG最後はアンスリウムのベッドの間に置いてあるフィリピン原産のソテツ、サイカス・ワーデイ(Cycas wadei)だ。去年の果実がまだ熟さないうちに次の雌球花が出てきて驚いた。昨日触って見たが、果実はまだ収穫できないみたいだ。本種は交配もしていないのに実った果実で、花粉親は不明だ。ソテツ科。DSCN7667.JPGDSCN7669.JPG

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