エレギアなど
分園入り口スロープ横でエレギア(Elegia capensis)の芽が出揃ったので、先日古枝を片づけた。これだけのものでも、1本1本切って整理するので1時間位はかかる。だから仕事の空き時間にこういう仕事を片付ける。見た感じはスギナに似ているが、シダではなく、れっきとした種子植物。実生すると針みたいな1枚葉からスタートだ。レスティオナ科で南アフリカ原産。今日は雨模様で、アンスリウムのベッドの草取りをしたり、ソテツの旧葉切りをしたが、このディオーン・スピヌローサム(Dioon spinulosum)の旧葉も切った。この株も新葉が天井に当たっているので、植え替えを迫られているのだが、これだけガッチリしていると、とんでも無く重く、中々その気になれないし、毎年大きな雌球果が出るので、見せ物としても貴重なので、動かしたくはない。その近くではセラトザミア・メキシカナ(Ceratozamia mexicana)の新葉が2mも伸びているが、その元気さに驚かされる。ここには雌雄3株植わっているが、どれも元気で持て余し気味だ。共にメキシコ原産でザミア科。バナナ温室へ登る階段脇のサツキ(Rhododendron indicum)も今が満開で見頃。品種は大盃だ。中庭のクリナム・ブルビスペルマム(Crinum bulbispermum)も良く咲いているが、入り口に置いてある鉢物も咲いている。斑入りのムーレイ(C.moorei)も新葉が綺麗でいい。ヒガンバナ科で南アフリカ原産。アジサイ科で北米原産の八重のカシワバアジサイ(Hydrangea quercifolia)も見頃を迎えた。入り口では飾ってあるカンパヌラ(Campanula medium)が満開で見事。栽培温室では次から次と鉢物を用意してくれて本当に助かる。キキョウ科でヨーロッパ原産。
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