トックリアナナス・アズテック・ゴールドなど
今分園のティランジア・コーナーではトックリアナナスの仲間が満開だ。特に斑入りのアズテック・ゴールド(Aechmea recurvata 'Aztec Gold')は子吹きが良いのに加えて、積極的に殖やしたので今21株に花が上がっている。この斑入り品種の導入は1998年6月だからもう25年だ。この間、斑の入り具合の悪い株は処分したし、逆に真っ黄色の個体もでたが、上手く育てられなかった。ここの所、斑の入り具合は安定している。


最近のもう1つの流れとして開花時に葉が真っ赤に色付くレッド・フォーム(A.recurvata 'Red form')があり、これは綺麗でいい。私が実生で殖やした株が開花株になったので、一気に株数が増えた。画像の2枚目はアーティ・チョーク(A.recurvata 'Artichoke')という品種、3枚目はトックリアナナス(A.recurvata)の基本種の花だが、これだってとても綺麗だ。



次はエクメア・コマータ(Aechmea comata)とトックリアナナス(A.recurvata)の交配種でコバータ(A. hybrid 'Covata')。これも丈夫でよく殖え、花も可愛いので、展示向きだ。トックリアナナスはパイナップル科でブラジル原産。

次は球根ベゴニアのコーナーで咲き始めたシンニンギア・カージナリス(Sinningia cardinalis)と藤色の花のスミシアンサ・ラウーイ(Smithiantha laui)。イワタバコ科で前者はブラジル、後者はメキシコ原産だ。最近、このスミシアンサの花序が折れたり、齧られたりしているのに気付き、何が犯人かと考えたが、どうもここに住み着いているネズミの悪戯らしい。昆虫類なら最近この付近は派手に消毒したのでいないはずなのだ。


最後は最近スタッフから寄贈されたシソ科、小笠原原産のムニンタツナミソウ(Scutellaria longituba)だ。

次はエクメア・コマータ(Aechmea comata)とトックリアナナス(A.recurvata)の交配種でコバータ(A. hybrid 'Covata')。これも丈夫でよく殖え、花も可愛いので、展示向きだ。トックリアナナスはパイナップル科でブラジル原産。
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