リプサリスなど
アンスリウムの頭上でリプサリスが咲いている。茎節がソウメンのように細いリプサリス・カンポスポルタナ(Rhipsalis camposportana)と黄梅(R.rhombea)だ。前者は白い大きめの花とオレンジ色の丸い果実が同時に楽しめる。後者はこのタイプでは茎節も花も小さい小型種だ。サボテン科でともにブラジル原産。ティランジアのところではエクアドル産のピトカイルニア・ヘテロフィラ(Pitcairnia heterophylla)の白花が咲いている。基本種は赤い花だ。棚下に吊ったトレーではティランジアのコットンキャンディー(Tillandsia hybrid 'Cotton Candy')が咲いてきた。突然の出蕾に驚いた。滝沢さんに頂いたティランジア・ストラミネアのディープパープル(T.straminea 'Deep Purple')は日毎に色が鮮やかになってきて見事。これはエクアドル〜ペルー原産だ。最後はメキシコから来たイワタバコ科のスミシアンサ・ラウーイ(Smithiantha laui)。ラウーさんの名を冠した植物で、私が新種記載に関与した唯一の植物でもある。昨年種を蒔き直して株を更新したので、今年は元気だ。
この記事へのコメント