クリスマスローズが満開です
暖かい風雨で、当地の河津桜は満開になりましたが、分園中庭のクリスマスローズ、ヘレボルス・オリエンタリス(Hellevolus orientalis)も満開になりました。在来種というか、ほぼ原種の系統ですが、こぼれ種で殖え、所構わず芽を出して大株になり花を上げています。同じキンポウゲ科のキンポウゲ・ゴールド・カップ(Ranunculus repens 'Gold Cup')もちょうど咲き始めました。今はフィカリア属(Ficaria)ではという話もありましたが。プラント・ブックではラナンキュラスになっていますね。両種ともキンポウゲ科でヨーロッパ原産。土手の上では可憐な黄梅(Jasminum nudiflorum)の花が咲いています(モクセイ科で中国原産)。剪定で丸坊主にしたシャクナゲモドキ(Rhodoleia championii)もかろうじて花を咲かせています(マンサク科で香港原産)。今年は豊作ではと思われたサイカス・デーバオエンシス(Cycas debaoensis)ですが、雌球果がちょっと霜げた感じがあり、実もポロポロ落ちているので、今年も受精が上手く行っていないのかも知れない。先日、種を1つ切ってみたが胚はできていなかった(ソテツ科で中国原産)。最後はひどく霜げてしまったバショウ(Musa basjoo)の株。以前話題になった新宿御苑で収穫したバショウの果実から得た種子の実生苗だが、ちょっと日陰のせいかちっとも大きくならない。本来ならもう花が咲いてもいい頃だが、青息吐息でjかろうじて生きているだけ(バショウ科で中国原産)。
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