ベランダにも春
我が家のベランダ、今年の冬は半耐寒性球根類がかなりダメージを受けた。ヨーロッパ原産でキンポウゲ科のクリスマス・ローズ(Helleborus niger)は寒さに強いので、次々花を咲かせているが、オキザリス・バーシカラー(Oxalis versicolor)のような丈夫と思っていた植物まで、寒さで元気がなくなり、ここに来てようやく元気を取り戻した。昨年イノシシにことごとく掘り上げられて球根が食害にあったオキザリス・ペスカプラエ(O.pes-caprae)も、ようやく回復して花がちらほら見られるようになった。春咲きのスピロキシネ・セラータ(Spiloxene serrata)が先日の休みに突然咲き始め、もう春か!という感じ。オキザリスはカタバミ科、スピロキシネはキンンバイザサ科で共に南アフリカ原産。温室では小型マミのカルメナエピンク花(Mammillaria caemenae 'Pink')が満開、覆輪花(M.carmenae 'Picotee')の方もよく咲いている。玉翁(M.hahniana)はずっと咲いているが、カルメナエより小型のマミラリア・ラウーイ変種ダシアカンサ(C.laui var.dasyacantha)も綺麗に咲いている。白マミの1つ明月(M.dumetorum)も咲いて来たし、月宮殿(M.senilis)の赤い蕾も見えて来た。以上、全てメキシコのサボテンだ。
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