菊花茶咲く
今朝、窓から外を覗いたら菊花茶(Camellia grijsii 'Kikkacha')が満開なのに気が付いた。ほうき状に伸びて高い所で花を咲かせているので、横を通っても気づかなかったのだ。本当に満開で見事だったので、明日親睦会のあるペンションつくし館に持参した。行ってみたらここもテーブルの上にツバキの切花がこれでもかという位飾ってあって、椿好きのご主人の喜びが伝わって来た。ツバキ科で中国原産の原種の八重花品種だ。菊花茶の横では赤の名花紺屋小町(C.japonica 'Koyakomachi')が咲いていたが、こちらはびっしり咲くことはなく、葉陰にチラホラ2〜3輪という風情。それでも素敵な花だ。ピンク一重のアメリカツバキの名花デミューア(C.hybrid 'Demure')も一斉に蕾が膨らみ、そのピンクの綺麗なこと。朝の光で色の出が悪く残念だが見事な咲きぶりだ。ここの所ずっと満開の戸室の名で来た、小輪、一重赤のユキバタツバキ品種(C.japonica var.intermedia)もこれでもかという具合に咲いていて実に見事。シャクナゲモドキ(Rhodoleia championii)は相変わらずの満開でミツバチがブンブンと騒々しい。春爛漫だ。マンサク科で香港原産。
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