クンシラン登場

1号温室にクンシラン(Clivia miniata)の鉢植えが並び始めた。追々黄花も並び始め、最終的には200鉢位は飾ると思う。栽培温室の担当者はクンシランが好きで、毎年種を採っては実生を繰り返しているので、数が増える道理だ。ヒガンバナ科で南アフリカ原産。DSCN2490.JPGDSCN2488.JPG球根ベゴニアの所では2回目育苗の球ベゴ苗の鉢上げを始めた。併せて発芽し始めたイワタバコ類や、休眠中のアマリリス(Hippeastrum spp.)など春植え球根の植え替えも始めた。アマリリスやステノメソン(Stenomesson spp.)は鉢が大きいので、培養土を沢山用意してあってもたちまち減ってしまう。暮れに咲いたパラモンガイア(Paramongaia weberbaueri)は、葉が一気に伸びて手前に倒れて来るので、鉢を回転したり葉を起こしたりと、葉を折らないように気を使う。ヒガンバナ科でペルー原産。DSCN2495.JPGDSCN2498.JPGDSCN2500.JPG球ベゴの上では珍しいキョウチクトウ科の多肉植物シナンクム・マルニエラヌム(Cynanchum marnieranum)が咲いているが、何度写真を撮ってもピンボケばかりで、今日ようやく1枚ちゃんと撮れた。マダガスカル原産。DSCN2493.JPG香料温室ではフブキバナ(Iboza riparia)が満開で本当に吹雪のように咲いている。シソ科で南アフリカ原産。DSCN2448.JPGDSCN2446.JPGDSCN2442.JPGDSCN2442.JPG果樹温室ではバレンタインを前にカカオ(Theobroma cacao)が鈴なりだが、2枚目を良く見ると若い果実は皆寒さでやられて黒くなっている。元々カカオは寒さに弱い植物で、ここでも1度枯れて株を作り直したのだが、ここまで傷むのは久しぶりだ。アオイ科でアマゾン原産。DSCN2450.JPGDSCN2451.JPG逆にフトモモ科のピタンガ(Eugenia uniflora)は今が開花期、同じ仲間のセレージャ(Eugenia involucrata)も間も無く咲きそうと思って見たら、もう1個結実していてビックリ。同じフトモモ科だからグワバ(Psidium guajava)も若い実が多く、これから大きくなる。これらは中南米原産。DSCN2456.JPGDSCN2454.JPGDSCN2465.JPGDSCN2470.JPGDSCN2468.JPG

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