河津桜も見頃に
分園ゲート横に植わっている河津桜(Prunis hybrid 'Kawazu Zakura')は、やや花色の淡い紛い物だが、河津桜であることは間違いない。それがそろそろ見頃になった。河津の桜祭りも開幕したようだが、河津川沿いの株は、先日通った感じではまだまだだろう。春らしいといえば、園内各所に飾ってあるプリムラ・マラコイデス(Primula malacoides)のピンクも春らしくていい感じだ。サクラソウ科で中国原産。やはり春の花のクンシランも、山の中で咲いているクリビア・カウレッセンス(Clivia caulescens)はもう1番花が終わり加減で、次の花が咲いてきている。ヒガンバナ科で南アフリカ原産。売店横の土手にはリュウゼツランの吉祥天が植えてあるが、その横にはデウテロコニア・ローレンツィアナ(Deuterocohnia lorentziana)がびっしりと植えてあって、今ちょうど緑色の花が咲いている。ここにはローレンツィアナのグレイフォーム(D.lorentziana `Grey Form')、ロッテアエ(D.lotteae)、不明種(D.sp.)などが足の踏み場もないくらいぎゅうぎゅうに植えてある。パイナップル科でアルゼンチン原産。
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