原種ランなど
本園8号温室に行くと咲いているランを見るのが楽しみで、忘れている名前を確認したりして良いトレーニングだ。最初はアングレカム・エブルネウム(Angraecum eburneum)。池の縁で見事な花を咲かせていた。マダガスカル原産。次は烏の口みたいな形の花を咲かせたブルボフィルム・ハシモトイ(Bulbophyllum hashimotoi)。友の会の副会長だった橋本保氏の名を冠したランで、遊川さんの命名だ。これはパプア・ニューギニアから来たランだ。次はリンコスティリス・ギガンテア(Rhyncostylis gigantea)。これはタイのランで、かつてラピー・サガリック教授がプレゼントとしてくれた系統だろう。


次はメキシコ原産のレリア・グラウカ(Laelia glauca)。今この学名で良いのかどうかは知らないが、1973年メキシコで私が松田先生のフィールド調査に同行し、チアパス州で本種の開花株を見たので、強く印象に残っている。次のオンシジュームは特徴のある花だが、種名は確認できなかった。
次は友の会の本間さんにプレゼントされたバンダの品種群(Vanda cvs.)。高い所に吊ってあるので品種名はご勘弁を。池の縁に吊ってあるのでバンダはご機嫌だ。

次はたまたま黄色く熟しかけていたバナナの品種アイスクリーム(Musa x paradisiaca 'Ice Cream')。そしてコエビソウの黄色品種イエロー・クイーン(Justicia brandegeana ’Yellow Queen')だ。確かこのブログを始めた11年前、最初の頃に紹介した覚えがあるが、それ以来だ。キツネノマゴ科でメキシコ原産。

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