白い多肉は絶好調

寒さのつのるこの時期、研究室窓辺に並べた白い多肉類は生育のピークで絶好調だ。今は6号の半鉢が多く、潅水量が半端ではないので、時間短縮のため、バケツの水に鉢を水没させて一気に吸水させている。これだと特に大鉢は楽で、以後の乾きも全て同ペースで進むので、管理も楽になった。元気なのは勿論ダドレヤで、アンソニー、仙女杯、パキフィツムなどは真っ白に育ち、本当に素晴らしい。ヌビゲナは一斉に花芽をあげ、暮れに挿木したグノマも元気になって来た。2枚目がアンソニー(Dudleya anthonyi)、3枚目が仙女杯(D.brittonii)の最大株、4枚目は葉幅の広い優良タイプの仙女杯。そしてパキフィツム(D.pachyphytum)、ヌビゲナ(D.nubigena)。グノマ(D.gnoma)の順だ。DSCN1928.JPGDSCN1931.JPGDSCN1934.JPGDSCN1935.JPGDSCN1948.JPGDSCN1937.JPGDSCN1940.JPG仙女杯によく似たプーベルレンタ(D.puverlenta)は一昨年挿木したら1年間根が出ず、2年目になって発根し、今年ようやく本来の生育を取り戻した。エケベリアではラウーイ(Echeveria laui)がはち切れそうで、そろそろ花芽が見え始めた。パキベリアのベル・ブルー(x Pachyveria 'Belle Blue')もぼちぼち大きくなっているが、頂いた時の5号鉢一杯サイズには程遠い。異色のセダム・スアベオレンス(Sedum suaveolens)も元気一杯だが、この窓辺は光線不足で本種は一切花を着けないのが欠点。これらはベンケイソウ科で、ダドレヤはカリフォルニア半島、他はメキシコ本土原産。DSCN1946.JPGDSCN1950.JPGDSCN1947.JPGDSCN1953.JPG次の2つは稚児姿(Crassula deceptor)と雪御所(Adromischus leucophyllus)で、これらもベンケイソウ科で南アフリカ原産。どちらも生育は遅いが、前者は35年、後者は23年も経つので雪御所は3鉢に増え、鉢から溢れ持て余す程だ。DSCN1941.JPGDSCN1943.JPG

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