果樹温室では
ブログネタに困りまた果樹の写真を撮ってきた。最初は紫葉のグワバで果実もアズキアイスの色だ。ただし鑑賞用にはいいが、味は淡白であまり美味しくはない。次は普通のグワバだが、これは大実タイプで、熟してもリンゴのような食感で、グワバらしい果肉のネットリ感に欠ける。共にタイから導入したのだが、原産地は中南米でフトモモ科だ。

次は滅多に紹介することのないセイロン・グーズベリー(Dovialis hebecarpa)だ。気が付いたら果実が鈴なりで、こんなに沢山成っているのは初めてだ。味はグミみたいなもんだったと思うが、大したものではない。以前はイイギリ科だったが今はヤナギ科に成っていて驚いた。インド、スリランカ原産。

次はまだ若いが、チューインガムノキ、サポジラ(Achras zapota)が実り始めた。上手く熟せば黒砂糖のように甘い果実だが、今年は豊作みたいで楽しみだ。アカテツ科でメキシコ原産。ゴレンシ(Averrhoa caranbola)の果実はもう最後、カカオ(Theobroma cacao)はバレンタインに向けてちょうど良い具合に実っている。ゴレンシは東南アジア原産でカタバミ科、カカオはアマゾン原産でアオイ科。


折角だからコーヒー(Coffea arabica)の画像も載せておく。赤い実の一般種と黄実の斑入り種だ。アカネ科でアビシニア原産。

最後はサラマンドノキ、ブニノキ(Antidesma bunius)で、これも実用的な果実ではないが、沢山成っていれば綺麗だ。トウダイグサ科でヒマラヤ原産。

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