ベルティナバナナの収穫

今日、中庭に行ったら、ベルティナバナナ(Musa velutina)の最初に咲いた株の果実が口を開けていたので、房ごと収穫した。これで苗作りをすれば、この夏売店で販売出来そうだ。2枚目の写真はまだ未熟な果実だが、寒さで葉が傷んで坊主になってしまったので、収穫は無理だろう。DSCN1527.JPGDSCN1526.JPGバナナついでに温室で咲いているムサ・マニー(M.mannii)とパラコクシネア(M.paracoccinea)の花を紹介する。前者はクロジクビジンショウの和名があり、茎の表面が黒いのが特徴だ。後者は中国名、指天蕉で、花序が上向きに伸びる事に由来する。バショウ科で、前者はアッサム、後者は中国雲南省原産だ。最後はセンナリバナナ(M.chiliocarpa)で、いつの間にか実が成り始めていたので撮影。隣のバナナ品種アップル(M.x paradisiaca 'Apple')の葉に隠れて全然見えなかったのだ。DSCN1451.JPGDSCN1454.JPGDSCN1455.JPG今日、リプサリスのコーナーでは食虫植物のピンギクラ・ギガンテア(Pinguicula gigantea)の1番花が咲いていた。本種は非常に繁殖旺盛で、殖やすのは楽だが、時々ホコリダニやスリップスにやられたような生長点の萎縮を起こし、年に15鉢位は株を処分して更新している。朝夕灌水しているのに、ホコリダニはなかろうと思うのだが、とにかくバタバタやられる。タヌキモ科でメキシコ原産。DSCN1511.JPGその向かい、アンスリウムの上ではプセウドリプサリス・アマゾニカ亜種パナメンシス(Pseudorhipsalis amazonica ssp.panamensis)の花が見頃だ。赤紫の蕾がえもいわれぬ美しさで、かつて「リップスティック・カクタス」の名で販売したこともある。サボテン科でパナマ原産。DSCN1509.JPGDSCN1507.JPGまたパフィオペディルム(Paphiopedilum cvs.)のコーナーでは、パフィオやフラグミペディウム(Phragmipedium cv.)に加えてカトレア(Cattleya cvs.)も展示してあるので華やかでいい。DSCN1513.JPGDSCN1516.JPGDSCN1518.JPG

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