原種ランなど
本園に行ったついでに原種ランの花も撮ってきた。種類数が多いだけに必ずどれかは咲いているので、被写体に不自由はしない。最初はパフィオペディルムでグラウコフィルム(Paphiopedilum glaucophyllum)、スピセリアナム(P.spicerianum)、フラグミペディウム・ベッセアエ交配種(Phragmipedium besseae hybrid)。パフィオは東南アジア、フラグミは南米原産。落葉性エビネ(Calanthe hybrid)の品種も豪華に咲いていた。ブッラシア(Brassia)の大きな花もフェンスから伸び出して咲いていた。また定番のアンセリア・アフリカーナ(Ansellia africana)も相変わらず良く咲いていた。ブラッシアは中米、アンセリアはアフリカ原産だ。池の上に吊ったバンダ(Vanda hybrid)も濃い青色で咲いていて美しい。これは友の会のH氏に寄贈されたコレクションの一株。入り口近くの一角ではジュメレア(Jumellea major)やネオベンサミア・グラシリス(Neobenthamia gracilis)も咲いていた。前者はマダガスカル、後者はアフリカ原産だ。今ジュメレアの種名を確認したくて当園のリストを見たら、本属自体が収録されていなくて?。リストを作ったのは私だから、こんな目に付く植物をなんで見落としたのだろう。信じられない思いだ。
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