パラモンガイア順調

先にパラモンガイア(Paramongaia weberbauerii)の植え替えを始めた事を報告したが、それらが次々に花芽を上げ、今6株で蕾を確認している。本種の導入は種子で1996年、今年26年目で、順調に繁殖し、栽培温室に委託した分を除外しても30球以上に殖えている。今年は花芽が豊作で、ようやく長年の苦労が報われた気がする。元の種子は筑波実験植物園の遊川さんからで、開花株にはその系統が多い。その後アマリリスの三宅さんからも開花株を幾つかプレゼントされ、3〜4回実生もして今日に至っている。本種の実生苗の生育は遅く、初開花するのは早くて実生5年、普通は7〜8年はかかる。確か私が初めて開花させた株は実生12年だったと思う。当園の場合、休眠していた球根は12月近くになって発芽を始め、それを確認して順次植え替えていくが、今、個体数では1/3位植え替えが終わっている。大体5号鉢植え鶏卵大の大株から発芽を始めるので、今後植え替えて花芽が出る可能性は低いが、最終的な花芽の確認は年末までかかるだろう。昨日、グラジオラスのウイルスについて書いたが、26年も栽培していればウイルスに罹患するのも仕様がないことで、今多分、古株、実生苗に限らず半数以上は罹患している。ただ古くなった葉にモザイク模様が出る程度で、花には一切症状が出ないので、あまり深刻には考えていない。むしろ最初にウイルスを確認した株は、特に花付きがよく、昨年まで6年続きくらい開花している。本種は普通、毎年開花はないので、これは驚異的な事なのだ。しかも球根の処分を前提にして、この間3回位種を採って、球根をうんと疲弊させているにも関わらず、毎年咲いて来たのである。ただ球根は年々小さくなり、分球した子株も球根が大きくなって来ないので、ウイルスの影響はそういう部分に出るのかもしれない。ヒガンバナ科の球根植物でペルーアンデス原産。DSCN9681.JPGDSCN9683.JPGその前ではいよいよ球根ベゴニア(Begonia tuberhybrida)が咲き始め、今10株位がほころんでいる。これからは怒涛の展開で毎日支柱への縛り付けに追われることになる。シュウカイドウ科で元はアンデス原産。1株だけ春夏咲きのシンニンギア・カージナリス(Sinningia cardinalis)が咲いているが、今年実生で増やしたので、こういう株も出てくる。イワタバコ科でブラジル原産。DSCN9687.JPGDSCN9684.JPGDSCN9693.JPG変わり者としては、ベルセミア(Veltheimia bracteata 'Variegated')の斑入り個体があり、今蕾を上げてきた。本種は発芽直後の新芽の色合いが素敵で、開花する頃には少し退色してしまうのが残念だ。キジカクシ科で南アフリカ原産。エアプランツのコーナーではトックリアナナスの系統が次々と咲き始めている。今は基本種のレクルバータだが他の変種や品種も続いて来そうだ。パイナップル科でブラジル原産。もう1つはティランジア・ストレプとフィラの交配種、エリック・ノブロック(Tillandsia hybrid 'Eric Knobloch')が咲いている。DSCN9694.JPGDSCN9689.JPGDSCN9690.JPG

この記事へのコメント