リナカンサスなど
香料温室で雲南省から導入したキツネノマゴ科の薬用植物リナカンサス・ナスータス(Rhynacanthus nasutus)が咲いている。面白い形の花で調べてみるとヘビ毒に効くようだ。

隣のパパイヤ温室ではミラクルフルーツ(Synsepalum dulcificum)が再びビッシリと実をつけている。今では株数も多くなって、熟した果実を収穫するのも一仕事だ。アカテツ科で熱帯アフリカ原産。
鳥舎の前ではレモンマリーゴールド(Tagetes lemonii)が満開だ。遅咲きの本種は11月、12月にならないと満開にならない。キク科でメキシコ原産。
バナナ温室横の地涌金蓮(Musella lasiocarpa)は寒さで葉が痛み黄色い葉が目立ってきた。せっせと剪定しなければいけないのだが、ペンキ塗りや雑用に追われて管理も覚束ない。バショウ科で中国原産

園内各所でこの間まで盛んに咲いていたベニバナシュクシャ(Hedychium coccineum)の果実が熟して赤い実を見せている。これを鳥が食べるものだから、園内各所から実生苗が出て持て余している。ショウガ科でネパール原産。
果樹温室入り口に飾ってある吊り鉢のユーフォルビア・ダイアモンドスター(Euphorbia hybrid 'Diamond Star')も良く咲いている。白い細かい苞が飾り花になっているトウダイグサ科の草本だ。


この記事へのコメント