デウテロコニアなど
ディッキアやヘクティアに近縁のデウテロコニア(Deuterocohnia)は地生の小型ブロメリアだが、丈夫で際限なく殖えるので、売店横のデッドスペース、軒下の斜面に植え込んである。最初はローレンツィアナ(D.lorentziana)とロッテアエ(D.lotteae)だけだったが、最近ローレンツィアナのグレイフォーム(D.lorentziana 'Grey form')とやはり白っぽいsp.(D.sp.)を植え込んだ。おかげて一面デウテロコニアだらけになってしまったが、地山丸出しの状態が改善されたのだから良かろう。パイナップル科でアルゼンチン原産。そして今までこれらの鉢物を置いてあった棚には、季節柄ポリキセナ(Polyxena corymbosa)の鉢が並んでるいる。入り口に飾った鉢も綺麗に咲いているので、売店でもよく売れるようだ。南アフリカ原産でキジカクシ科





そこの小温室ではザミア・ニューロフィリディア(Zamia neurophyllidia)の雌花が出てきた。隣の雄株は新芽を展開しており、雌雄の花が揃わず、種取りにいつも苦労している。ザミア科でパナマ原産。
駐車場の縁、フェンスの外側ではこれも季節の花ツワブキ(Farfugium japonicum)が咲いている。キク科で日本原産。その下ではカラフルなポドラネア(Podranea brycei)の花が咲いており、好対照だ。ノウゼンカズラ科で南アフリカ原産。




入り口の所、背に高いヤシ、ワシントニア・ロブスタ(Washingtonia robusta)に絡んだオオイタビ(Ficus pumila)も実が熟して紫色になり、自然落下するようになった。何の使い道もない果実だが、絵としては面白い。クワ科で日本原産。

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