グラジオラス、シャコバ、アメダマノキ
香料温室横のベッドでグラジオラス・ダレニー(Gladiolus dalenii)が咲きはじめた。我が家で殖えた余剰球根を持って来て植えた物だが、生育も良くて開花も我が家より早かった。これで休眠期に球根が腐らなければ御の字だが、どうなるだろう。今まで植えた春咲き種は全て消えてしまったからだ。アヤメ科で南アフリカ原産。パパイヤ温室の出入口には季節の花シャコバ(Schlumbergera truncata cvs.)が飾られた。栽培温室担当者の力作で、いつもながら見事な物だ。サボテン科でブラジル原産。果樹温室ではアメダマノキ(Phyllanthus acidus)がびっしりと実っていて見ものだ。導入当初はブラジル原産でフトモモ科のピタンガ(Eugenia uniflora)と混乱したりしたが、これはトウダイグサ科で東南アジア原産。この実を誰しも1度はかじってみるが、美味しいという人はいない。酸っぱくて渋く、要はウメボシに該当する果物だからだ。
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