中庭の手入れ

雨の合間をぬって中庭の手入れをしている。今日はススキノキ(Xanthorrohoea quadangulata)の枯葉切りから始めて、ノリナ・パルビフローラ(Nolina parviflora)の枯葉切り、ヘスペルアロエ・ノクトゥルナ(Hesperaloe nocturna)の枯葉切りと片付け、ダシリリオン・ロンギッシマム(Dasylirion longissimum)の枯葉切り、マクロザミア・ジョンソニー(Macrozamia johnsonii)の剪定手入れまで。半日がかりで5株しか出来なかったということだ。特にヘスペルアロエは株の下に貯まった枯葉を1本1本整理したので大変だった。これらはどれも繊維質なので、枯れていても簡単には取れないのだ。ススキノキは稲取のアニマルキングダムに親株が植わっていて、これが実生45年程度。ようやく幹が70cm位に成った。でも残念ながら花はまだだ。ツルボラン科でオーストラリア原産。ノリナは私がメキシコで小苗を採集して持ち帰ったもので、30年以上になる。ヘスペルアロエはアルフレッド・ラウー氏からの種子で1987年の実生だから、もう35年で、1坪もある大株になっている。ダシリリオン・ロンギッシマムは玉利先生の形見みたいもので、1985年に5号鉢の苗4株を頂き、ここに植えたものだ。当初は旺盛に生育して、こんな良い庭木はないと皆に宣伝したものだ。しかし大株になると棒状の新葉が直径10cm程の束になって芯から伸び出し、それが梅雨時にあたるので、全部蒸れて腐ってしまい、結局3株を枯らしてしまった。残った一株も腐ったのだがかろじて生き残り、斜め横向きに芽が2つ出たので、以後は蒸れずに済んでいる。以上3種はキジカクシ科でメキシコ原産。DSCN7758.JPGDSCN7760.JPGDSCN7766.JPGDSCN7762.JPGDSCN7763.JPG分園入口では斑入りのダチュラ……ブルグマンシア(Brugmansia hybrid)が満開だ。夜になると甘く香り、帰宅する私を送ってくれるが、独り占めは贅沢だ。ナス科で南米原産。DSCN7756.JPGDSCN7754.JPGDSCN7752.JPGDSCN7750.JPG

この記事へのコメント

みのり
2022年10月18日 20:13
ブルグマンシア、すごいですね。
良い香りだけど、これだけ一斉に咲いたら、それは、むせ返りますよね。すごいです。
学芸員
2022年10月22日 09:00
みのりさん、御免なさい。引っ越しのせいか、書き込みのメールが来ていなくて気付きませんでした。読者数も回復せず、前途多難です。