月下美人と果樹など
昨晩は我が家で月下美人(Epiphyllum oxypetalum)が2輪咲いた。実は先日5輪咲いたのだが、テレビに夢中になって撮るのを忘れてしまったのだ。いつも見ていると開花の感激も少なくなってしまうのだろう。サボテン科でメキシコ原産。
ワニ園の果樹温室では赤と黄色のストロベリーグワバ(Psidium cattleianum)が色付き、ピタンガ(Eugenia uniflora)もツヤツヤの実が見頃だ。フトモモ科でブラジル原産。


クダモノタマゴことカニステル(Lucuma nervosa)は相変わらず良く成っていて、毎日下に落ちている。お客さんのいる日中でも構わず落ちるので、通路に2個位黄色い実が転がっているのも珍しくない。アカテツ科で南米原産。
レンブ(Eugenia javanica)も沢山なっていて、これもよく通路に落ちている。フトモモ科で東南アジア原産。
バナナ温室ではブラジルの品種プラタ(Musa xparadisiaca 'Plata')の実が大きく成ってきた。幹がやたら太く頑固で強壮なのに、房は案外小さく、効率の悪いバナナだ。
中庭では満開のノリウツギの水無月(Hycdrangea paniculata f.grandiflora)の葉が網の目状に食害されてしまい、慌てて木を揺らすとコガネムシが5匹も10匹も落ちて来る。気が付いた時は手遅れで、本種の葉は見る影もない。下ばかり見てハマオモトヨトウに関心が行きすぎていると、こういう事になる。毎年の事ながら苦い経験だ。ユキノシタ科で日本原産。
ちなみに今日から売店でカカオ(Theobroma cacao)の苗を売り始めたが、温室が無いと育てられない果樹なので、話題性はあるが、売りにくい面はある。アオイ科でアマゾン原産。











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