トゲオニソテツの花芽など

今日は久し振りに曇って涼しかったので、懸案だったソテツの古葉切りをやった。じっくり構えて、ソテツの下に潜り込み、丁寧に作業したので、余り痛い思いをしないで済んだ。それでも切った葉は10束以上で、毎回よくこれだけ出るものだと感心する。また葉を切るとカイガラムシが見えてきて、特にスプラサイドでは薬害がでるサイカス・ミコリッチー系のソテツはずっと無消毒なのでひどかった。我が家から持って来た古いアクテリック乳剤があるので、早速20リッター消毒したが、果たして効くだろうか。ついでに中庭のクリナムも再びハマオモトヨトウが出始めているので、一通り消毒してみたが、アクテリックで効くだろうか。今日、温室入り口のトゲオニソテツ(Encephalartos ferox)に赤い雌球果が出て来たのに気づき、早速撮影。花枯れの時期で、ブログネタに困るので、こういう事は大歓迎だ。ザミア科で南アフリカ原産。DSCN5159.JPGDSCN5131.JPG露地では土手に植えたレピドザミア・ペロフスキアナ(Lepidozamia peroffskyana)の雄花が大きく成っている。子供からも花が出ており、今年は2個だ。ザミア科でオーストラリア原産。その横ではタイワンソテツ(Cycas taitungensis)の雄花が大きく成ってきた。普通は5月頃咲くのだが、今年は何故か日本のソテツより遅い開花だ。こんな時雑種ができるのだろう。DSCN5133.JPGDSCN5135.JPGDSCN5137.JPG次の茶色い新芽は今日葉を切ったヒルデブランディー(E.hildebrandii)2株のうちの1つ。こちらは発芽が遅くてまだ伸び始めたばかり。もう1株はもう新葉が天井につかえている。ザミア科で南アフリカ原産。最後の写真はアンスリウムの間に鉢を置いたサイカス・ワーデイ(Cycas wadei)で、新芽が一気に伸びている。これが固まれば、古い葉を切ることになる。DSCN5138.JPGDSCN5157.JPG球根ベゴニアの所では、イワタバコ科の植物に順次置き換えているが、グロキシニア・アリオン(Gloxinia 'Allion')が見頃を迎えた。今年は鉢上げが早かったので、従来並みの時期に咲き始めた。プリムリナ・ラティフォリア(Primurina latifolia)も今、満開になっている。これは中国原産。DSCN5147.JPGDSCN5145.JPGDSCN5142.JPGDSCN5141.JPGパフィオペディルムのコーナーには今日咲き始めたカタセタム・オーキッドグレード(Catasetum 'Orchidgrade')を飾り付けた。花の少ない時期だけに、こういう彩りが咲いてくれると助かる。DSCN5155.JPGDSCN5153.JPG

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