オーストロキリンドロプンチア咲く

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我が家で珍しいウチワサボテンのオーストロキリンドロプンチア・ベーカー5130(Austrocylindropuntia 'Baker 5130')が咲いた。赤紫というか、ワインカラーと言うか、私の大好きな色で、サボテンには珍しい色合いだ。本種は、先頃サボテンの立派な図鑑を出版したシャボマニアックさんに、大部前にウチワサボテンの小形種をかなりいただいたのだが、咲かせられたのは本種と、テフロカクタスのフェルシャフェルティーだけだ。自分の下手さ加減を再認識させられた、苦い経験だ。咲いた株は去年キリンウチワに接いで育てた10cm程の苗で、大群生させた株には1つも花芽が着かなかった。もっと虐めればいいのだろうが、屋外では見苦しくなるし、雨が多いし、温室では徒長するしで、思うようにはいかない。これを群開させたらさぞ美しかろうと思うが、叶わぬ夢だ。原種はアルゼンチン辺りの原産。DSCN3212.JPGDSCN3209.JPG昨日はテロカクタスの紅鷹(Thelocactus heterochroms)と白刺玉(T.leucacanthus)が咲き、エスコバリアのヘステリー(Escobaria hesterii)も満開で24輪が咲いていた。もう1株あるのだが、そちらは根腐れ気味で数輪しか咲いていない。DSCN3208.JPGDSCN3228.JPGDSCN3214.JPGDSCN3216.JPGDSCN3234.JPGDSCN3232.JPG他の北米物ではオルテゴカクタス(Ortegocactus macdougalii)が1輪と月世界(Epithelantha micromeris)とマミラリア・クルシゲラ(Mammillaria crucigera)の紅い果実が目立っていた。ロフォフォラのコエレシアナ(Lophophora koeresiana)、や鳥羽玉(L.williamsii)も咲いていた。DSCN3223.JPGDSCN3194.JPGDSCN3236.JPGDSCN3222.JPGDSCN3238.JPG最後の鳥羽玉はキリンウチワとの相性確認で接いでみたものだが、問題はなかった。以上メキシコ原産だ。

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