あれこれ
最近、バンクシア・セラータ(Banksia serrata)の果実を収穫して、販売用に調整しているが、今年は結実具合が悪く、売り物になりそうな果実は少ない。プロテア科でオーストラリア原産。
果樹温室を出た所ではタイのソテツ、sp.ロプブリ(Cycas sp.Lopburi)が新葉を展開している。本種やペトラエア(C.petraea)は種子で導入したのだが、大きく成ってみるとシャムソテツ(C.siamensis)みたいに根元が膨らみ、面白い形になってきた。調べてみたら実生24年だ。勿論ソテツ科。
芝生の所ではダシリリオン・ロンギッシマム(Dasylirion longissimum)の枯れた花序が目立つ。切ればいいのだが、切るのも癪でそのまま置いてある。キジカクシ科でメキシコ原産。
エアプランツの所では、ブラジル原産のティランジア・ネグレクタ・ルブラ(Tillandsia neglecta 'Rubra')に加え、メキシコ原産のトリカラー・メラノクラテル(T.tricolor var.malanocrater)や小型のブルボーサ(T.bulbosa)も咲いている。

もう枯れると思っていた30年前の採集品ドゥゲシー(.dugesii)もまた1輪咲いて頑張っているが、花序が色付かないのは相変わらずで残念。












この記事へのコメント
丁度、去年の残りがありますからお送りします。
その昔、オーストラリアのパースで購入した、バンクシアの松笠状のものを縦割りにして、磨かれた断面に”Western Australia ” と記されたお飾りのようなものを飾り棚の一角に置いています。
楽しみにお待ちしています。重ねて有り難うございました。
ティランジアの花序の色づきですが、そちらのような専門施設でも期待どおりにならないなら、我が家でだめなのも当然なのかも。
T. jucundaがきれいな黄色とピンクにならず、さっぱりです(トホホ)。