デンドロビウム各種など
分園1号温室は球根ベゴニア、クンシラン、アンスリウムに加えデンドロビウム・キンギアナム(Dendrobium kingianum)をメインとした飾りも華やかだ。最初は赤紫のキンギアナムで濃色花品種。次の白が月の都(D.kingianum 'Tsukino-Miyako')。ラン科でオーストラリア原産。
次はパフィオペディルムのコーナーで見られるデンドロビウムの大型交配種でビファルセxスペクタビーレ(Dendrobium bifalce x D.spectabile)。マクロフィルム(D.macrophyllum)と思っていたが、かつてラン担当の佐藤さんが作った交配種だった。親はニューギニア原産だ。
それと不明種、メキシコ原産のディネマ・ポリブルボン(Dinema polybulbon)、パフィオペディルムの古い品種でシャンハイ・プートン(Paphiopedilum 'Shan Hai 'Potong')など華やかだ。


隣のリプサリスノコーナーではピンギクラ・ギガンテア(Pinguicula gigantea)が満開だ。このムシトリスミレは昨年から生長点がクシャクシャになって株が分解する被害が相次いでいて、先日も3株程片づけた。基本的にはホコリダニの症状だが、朝夕頭上灌水しているので、ダニとは考え難く、アザミウマなのかも知れないが、困ったものだ。タヌキモ科でメキシコ原産。













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